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誤認逮捕 冤罪は、ここから始まる

久保博司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344982314
ISBN 10 : 4344982312
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan

Content Description

一説には全国で1日1件は誤認逮捕があるという。一般市民がなぜ「してもいない犯罪」の犯人にされてしまうのか。誤認逮捕された実例を取り上げ、現代警察機関の問題点を指摘した1冊。

【著者紹介】
久保博司 : 1941年長崎県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、業界紙記者、翻訳者を経てフリーライターに。警察司法分野のほか、犯罪、心理、人事など幅広い分野で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつのすけ

    誤って逮捕された者は、まったく理解できないであろうし、許せないことであろう。しかし、人間が行うことである限り誤りは起こってしまう。誤りを即座に謝罪し訂正することが必要だが、現実は警察組織を守るために、そのまま突き進めている実体があるとこが述べられている。また、マスコミによる報道被害は、著しく人権を侵害している。本書では、マスコミの報道のあり方が問題だと指摘しているが、まったくもって同感である。マスコミが誤認逮捕の被害を最大限に拡大しているという実態を、マスコミ自体が理解する必要があるのではなかろうか。

  • シ也

    警察好きとしてはショックでもある。一月に一件以上起きている誤認逮捕。そして実績作りのための軽犯罪検挙。もちろん、人間は間違える生き物だ。当然、人間である警察官も間違いは犯す。しかし、その間違いによってその逮捕された人の信頼、あるいは命すら奪われてしまうのだ。特に、冒頭の被疑者と間違えられた被害者が警官に取り押さえられ圧迫死したという例は辛い。被害者を死に至らしめた警官を「人殺し」と詰るのは簡単だ。しかし、自分の仕事をしただけの警官を誰が責められるのだろう。誤認逮捕を如何に無くすか。これは警察の課題の一つと

  • おぎわら

    幻冬舎新書の実力はまあこんなもんか。冤罪でなく誤認逮捕というのは新味があり、推定無罪を前提に警察もマスコミも逮捕をもっとカジュアルに捉えるべきという結論も魅力的だ。しかし主張に深みがない。冒頭の死亡事故に至る不運な誤認逮捕例はインパクトがあるが、これが最後の主張とどうつながるのか疑問。途中は統計や数多の誤認逮捕事件を引張り出して来るが主張が定まらず迷走、後半は結局冤罪に迷い込んで最後にいきなり結論を提起。人質司法や裁判の無力の問題をカジュアルな逮捕とどうつなげて解決するのか、もう少し明確な答えが欲しい。

  • ヨクト

    求めていた内容とは違ったのでがっかりした。誤認逮捕の例がてんこ盛り。起こった事件を知りたいのならなかなか面白いかもしれないが、もう少しひとつひとつの掘り下げがあってもよかった。ただ、現在の警察の問題点。誤認逮捕が起きてしまう原因。推定無罪を取り巻く環境。マスコミの在り方。参考にはなった。

  • shigoro

    細かい実例の箇条書きが目立ちすぎる気がするけど、狙いどころとしては面白いかも。イメージとして任意同行の上だが、冤罪の前の段階であり、逮捕とは別の段階を作れば解決な気もするけど。逮捕後の取り調べが、強引な筋書きからというのは問題だけど。大きな事件で逮捕=犯人と報道されてしまうのは、日本だと証拠がかなり揃っている状態なので、海外の状況と比べても意味がないきがするけどね。

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