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理系女性のライフプラン あんな生き方 こんな生き方研究 結婚 子育てみんな

丸山美帆子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784895929059
ISBN 10 : 4895929051
Format
Books
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自慢の成功例でなくても、涙のストーリーでなくてもいい。大変だったとき、何が役だったか?困ったとき、誰に頼ればよかったか?途方に暮れたとき、何を励みにしたか?ふつうの女性理系研究者がふつうにぶつかる課題や難問を、どう乗り越えて今に至ったのか。その生の声を一冊にまとめました。さまざまなヒントの中から、あなたにあったものを選び、上手に組み合わせてください。組み合わせ方は自由です。

目次 : 1章 座談会 研究者として歩む女性たちへのエール/ 2章 体験談 研究と家庭の間に生まれた九つの物語(走りながら悩んで、また走り続ける―任期付研究職を続けて三児の母に(丸山美帆子)/ 人生設計にしばられず、今のチャンスを優先する―定年後にでも一緒に暮らせれば(大友陽子)/ 研究者のロールモデルがいないので―研究者や研究者の卵を支援する仕事につく(橋爪圭)/ 私の妊娠のタイミング―フィールドワークや学会の調整で悩んだ日々(佐藤由佳)/ 半分准教授、半分パパ―働き盛りのエネルギーを活かして(今出完) ほか)/ 3章 資料 知っておくと役に立つ情報(研究者の就職活動ってどうすればいいの?/ 就職活動で役立つセルフプロモーション/ 旧姓の通称使用/ 就職活動:研究費と給与が支給される制度を活用/ RPD制度:出産・育児イベントからの研究再開を支援する ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ろくせい@やまもとかねよし

    同時期に出産育児を経験した2名の理系女性研究者の企画から出版に至る。副題の理系女性の「あんな生き方・こんな生き方」を伝えることが主題。大隅典子さんとの座談録、9名の男女若手理系研究者の体験談、4名の重鎮研究者のコラムで構成。体験談は、修学、就職、結婚、生活、妊娠、出産、育児に関わる法的制度や支援と社会寛容さについてが、実に9種9様で率直に楽しめた。唯一共通するのは研究への執着。しかしそれは男女も専門にも限らない知的探究への執着にも感じた。中山啓子さんがコラムで指摘する「多様な生き方を尊重」が的を射ている。

  • zoe

    誰しもが詰まる所、出産とその後の生活を考える。研究者としてやっていけるのか。ロールモデルとなる執筆者の実際や支援者の考え方。保活問題は全国共通だが、学振獲得では職を得たことにはならない等、研究者ならではの落とし穴がある。終章の情報は有用。RPDなんてのもある。AI研究者が男ばかりだとAIが男尊女卑になりはしないかと。リケジョの話ではありますが、人生のパートナー選びの段階で、既に決まっているかも。こう言ってしまうと、理系女子に限った話では無くなります。

  • Keiko

    私は学卒の理系出身。研究者になってたら…とたまに思う。一般の会社員より遥かに大変と思いました。そして、研究者に慣れたらなりたかった等、色々思うことがある。働きたくないから院へ行くという同級生が多い中、大変な思いをして大学に通わせてくれた両親にこれ以上の負担と、奨学金を取り続け更に増やすことの自分への負担が嫌で就職。何が正解なのかわからないが、企業勤めが私には向いていると思う今日この頃。ま、政治的な人間関係は向いてないが、何処に行ってもそれは同じ。女性が働き続けることへの考えるヒントをくれる本です。

  • ひろ

    父からのオススメ。キャリアのある女性であればあるほど、せっかくのキャリアを活かして仕事を続けるべきだ、と考えていた。しかし、女性自身がそういったキャリア(仕事)よりも、家庭や子供を大事に考えている場合、それに拘るべきではない、という考え方は新鮮であった。幸せの形は誰でもない本人が決めるべきものであるし、それは他者から見た"一般的な"幸せではなく、当事者が感じるものなのだ、と痛感した。その点で、パートナーとコミュニケーションを取り、2人のオリジナルな幸せの形を実現するために相互努力することが重要なのだろう。

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