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丸山真男講義録 第4冊

丸山眞男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130342049
ISBN 10 : 4130342045
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1998
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • home alone

    古代から鎌倉仏教までの日本の政治思想史。丸山氏、仏教のこと結構良く調べてんな―と思った。やっぱり彼は相当天才ですね。すっげー面白い。仏教が儒教ほどは国家の政治に介入出来なかった理由とかもよくわかる。し、仏教の形而上学が儒教にはない超越的な視点をもたらしたことが重要である

  • Ikkoku-Kan Is Forever..!!

    C〜Fは1964〜67にかけて東大で行われた日本政治思想史の授業。「民主主義を支える民衆のエートスの形成」とそれを飲み込んでいく「日本的なもの」の探求という図式の下、古代から近世までの思想史が描かれる。丸山がいう「エートス」とは「およそ人間を人間たらしめているところの精神的なもの」であるが、それはほぼ宗教意識と同義であって、丸山は日本の思想史をこうした精神の内面化=主体化の過程のなかに現れる自我意識の展開として捉えようとした。この様々な「普遍意識」が交錯する交響曲としての思想史はヘーゲルを彷彿とさせる。

  • kotsarf8

    記紀神話から鎌倉新仏教までを論じた1964年講義。「原型」論の是非や新仏教の類型の妥当性など論点は数多いが、「思想史は問題史」とする丸山の情熱が読み手にも伝わって来る。

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