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手話だからいえること 泣いた青鬼の謎

丸山正樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784036355402
ISBN 10 : 4036355406
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

わけあって手話で会話する美和と英知、異色のストーリー第二弾!大好きだった友だち英知がひっこしてしまったあと、美和は話したいことを手紙に書いていた。床屋さんにある、止まったままの時計のこと、もうすぐ生まれる赤ちゃんのこと、本当のお父さんのこと…英知からの返事にはいつも絵があった。

【著者紹介】
丸山正樹 : 1961年、東京都に生まれる。早稲田大学卒業。シナリオライターとして活動の後、松本清張賞に応募した『デフ・ヴォイス』(文藝春秋)で、作家デビュー

高杉千明 : 長崎県に生まれる。福岡教育大学卒業、実践装画塾、坂川栄治の装画塾などを経て、イラストレーターとして活躍中。年齢、性別問わず、人物を描くことが得意。多くの装画、挿絵などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    美和ちゃんと英知君のストーリー第2弾!美和ちゃんの視点で進む8話。ちゃんと届くように語りかけるアラチャンが好いなぁ。本当のお父さんのこと・・知りたくなるのも無理はないよね。ちょっとしんみりしちゃった私だが、美和ちゃん良い子だわぁ。ラスト英知君に会えないのか?ドキドキだったけれど、チョコ渡せて良かったね。まだまだ二人の成長を追いかけたい。

  • 昼寝ねこ

    2作目は美和の本当の父親に対する繊細な心の動きと成長が感じられた。美和が自分で考えて行動した少し切ないラストシーンも良い。児童書はある程度は教訓的になってしまうのは仕方がないが、あまり教訓的すぎると鼻に付いてしまう。その匙加減が難しいと思う。この作品ではそれがうまく中和されているように感じた。前のレビューとは意見が変わってしまうが、前作と今作を通して読めば作者の描きたかったものが理解できる。美和がもう少し成長した姿をYAで描いても面白いと思った。

  • おしゃべりメガネ

    言わずと知れた名作『デフ・ヴォイス』シリーズのスピンオフ第2弾です。引き続き、「美和」と「英知」にスポットをあててるので、安心ほっこりな気分で読み進めていけます。サブタイトルに登場する「青鬼」とは、何故「青鬼」が'泣いた'のか、スピンオフとはいえ話の作りはなかなか重厚な人間ドラマがしっかりと綴られています。本作を読み、改めて「美和」の「英知」に対するピュアな想いが伝わります。今、そしてこれからの二人の距離感がますます楽しみになりますね。新たな「アラチャン」ファミリーの益々の幸せと平和を願いたいと思います。

  • ☆よいこ

    デブ・ヴォイスのスピンオフ児童書A夏休みに英知(えいち)が引っ越してしまい、4年生の二学期が始まっても寂しい美和(みわ)に嬉しいことがあった。母に赤ちゃんができて、お姉ちゃんになること。美和は英知に手紙を書くと、英知は素敵な絵を描いて送ってくれた。床屋さんの止まった時計、本当のお父さんについて考えること、生まれた妹が聞こえない子だったこと。手話だと少し素直に言葉がでてくる美和と、アラチャンの関係性がとても優しい。▽巻末に手話の見本と、後ろ見返しに指文字あり。

  • ひさか

    2024年1月偕成社刊。児童書:美和と英知シリーズ2作目。大ニュース、床屋さんの壁(かべ)かけ時計、役に立たなくなってもたいせつなものって?、「本当のお父さん」、妹ができた!、うちには鬼は来ない?、鬼の正体、その手話は「さよなら」じゃなくて、の8つの章で構成。1日に2回正確な時間を示す時計の謎を解く、美和が面白く楽しい。

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