これからの時代を生き抜くための資本主義入門

なぜ資本主義は、こんなにも私たちを疲れさせるのか？

NHK「欲望の資本主義」シリーズでプロデューサーを務める丸山俊一氏とともに、「資本主義」の“これまで”と“これから”を学んでいく一冊！

本書は、<これからの時代を生き抜くための入門>シリーズの一冊で、『生物学入門』（五箇公一・著）、『文化人類学入門』（奥野克巳・著）、『ジェンダー＆セクシュアリティ論入門』（三橋順子・著）に続く第四弾になります。
今回のテーマは、【資本主義】。NHK の「欲望の資本主義」シリーズのプロデューサーでもある丸山俊一氏とともに、この時代を生きる一人の人間として「資本主義」とどう向き合っていくかを、ときに「経済」の枠すらも飛び越えて考えていきます。
本書では、有名な経済学者たちが「資本主義」をどう考えてきたのかを紹介するとともに、最近よく使われる用語も丁寧に解説していきます（デジタル資本主義、監視資本主義、アテンション・エコノミー、GAFAM、無形資産、感情消費、仮想通貨etc.）。
「資本主義」を通して、自分たちの社会をどう作りか、どう生きていくかを思考するための助けとなる一冊です

【著者紹介】
丸山俊一 : ＮＨＫエンタープライズ　エグゼクティブ・プロデューサー／立教大学大学院特任教授／東京藝術大学客員教授。慶應義塾大学経済学部卒業後、ＮＨＫ入局、教養番組部ディレクター、チーフ・プロデューサー、編成局エグゼクティブ・プロデューサーなどを経て現職。「欲望の資本主義」「欲望の経済史」「欲望の時代の哲学」「世界サブカルチャー史　欲望の系譜」など、「欲望」をキーワードに現代社会を読み解くドキュメントを企画開発。「ソクラテスの人事」「仕事ハッケン伝」「英語でしゃべらナイト」なども制作統括（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）