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ひとりぼっちの私は、君を青春の亡霊にしない 角川文庫

丸井とまと

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041143223
ISBN 10 : 4041143225
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

高校生の亜湖は、人目が気になるあまり、周囲に合わせることに慣れてしまい、本当の自分がわからなくなっていた。友だちといると、楽しいけど疲れる――。みんなと離れて一人になる時間がほしくて、間違えたふりをしてとった選択授業の書道。そこで、中学時代に片思いをしていた男子・佐木冬斗に再会する。中学時代、明るかった彼だが、「人のストレスが視える」という不思議な能力をからかわれ、人を遠ざけるようになってしまっていた。思い切って話しかけた亜湖は、無口な佐木とぽつぽつと会話をするようになる。そして、過度なストレスが原因で、心と表情を失い、人の目に認識されなくなる“亡霊”という恐ろしい現象の存在を知る。亜湖の友人・えみりの心が危ないと佐木に忠告された矢先、えみりがマッチングアプリで出会った男子に殴られるという事件が起きて、学校は騒然とするが‥‥。


【著者紹介】
丸井とまと : 2019年、「名前のない喫茶店」(『青くて、溺れる』に改題)で、カクヨム×魔法のiらんどコンテスト「泣ける」小説部門“特別賞”、21年「君と過ごした透明な時間」で、魔法のiらんど大賞2020“青春小説部門特別賞”、「青春ゲシュタルト崩壊」で第5回野いちご大賞“大賞”、「教えて、春日井くん」で同“noicomi賞”を受賞。繊細な筆致で10代の心を掬い上げる作品世界は、10代の読者から圧倒的な共感と支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 色素薄い系

    お互い繋がっている事が分かっているSNSに当人の悪口を書き込む人間は果たして友達なのか?亜胡は最終的には無理せずいられる自分を選択したけど琉華は結局あのままだし萌菜は優しいけど本心が見えないと書かれていたように萌菜の本心も分からないまま終わった…琉華だって全部が嫌な奴じゃないと思うんだけどイマイチすっきりしないままだったかな、と。

  • みやび

    ☆3

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