中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト

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中銀カプセルライフ

中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794224880
ISBN 10 : 4794224885
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

20のカプセル、20の生き方。この時代にこそ輝く、黒川紀章の傑作。「新陳代謝する建築」は、時代をこえて「SNS映え」、「ミニマリズム」、「コロナ下のセカンドオフィス」など、最新潮流にベストマッチする!全20のスタイルを大公開!

目次 : 日常から切り離された秘密の場所/ 時間だけが生み出せるカタチ/ 銀座の「すみっこ」という特等席/ 映画がつないだ人とカプセル/ 人を惹きつける漆黒の舞台装置/ ホワイトキューブに満載の工夫と情熱/ 銀座に浮かぶ和室の別荘/ カプセルのポテンシャルを引き出す名人/ ウクライナよりカプセル愛とともに/ 円窓「そのもの」に寝られる夢の部屋/ 同好の士が集う開かれたカプセル/ ツアーが継承してゆく建築文化/ 円窓がカッチョいいから住む/ ここに住めれば、他は何もいらない/ 紆余曲折の歴史も含めて面白がること/ 未来を担う建築家の創造性を加速する/ DJコスプレイヤーのカルチャー発信基地/ 国際派弁護士のリモート拠点/ カプセルタワーの伝説的応援人/ カプセルの思想を受け継ぎ、伝えていく場所

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シフォン

    1972年竣工、メタボリズムの思想、カプセルは約25年毎に交換されることを考えて作られたが一度も交換されることなく、解体が始まってしまった。解体前の20人のカプセル愛好者の部屋が紹介されている。どの部屋にも丸い窓、狭い空間をどのように使うかはその人の個性。オリジナルは、1970年代の未来感のイメージ、東京を漂う宇宙船のコックピットのようですね。「個人で自由に発想し行動せよ」「面白いところにいると面白いことを考える」ということが書かれていて、今こそ必要な空間なのではないかと感じた。

  • rosetta

    恥ずかしながらチュウギンと読むのかと思っていた汗、正しくはナカギン。中銀カプセルタワーに住む人達がどう使っているのか、20人の部屋を見せてもらう写真集。オリジナルに近い無機質な空間だったり全く元の姿が分からなくなったり(1番驚いたのは和室仕様にしている部屋)、住居、オフィス等使い方も様々で住む人達は銀座の街とも融合する。10uの狭さもカプセルホテルとして考えれば普通に有り得るしキャンピングカーや個室寝台を思えば楽しくもなる。休みの日は殆どベッドからさえ出ない自分にとっては究極のミニマリズムは憧れ。

  • kei-zu

    建築に興味がないはずの妻が本書を夢中になって読んでいた。「お宅拝見みたいで楽しいのよ」。 本書は、カプセルタワービルの各居室を紹介する。レトロフューチャーな空間に詰め込まれた入居者それぞれの暮らしが興味深い。 老朽化により、雨漏りがして、給湯器が壊れてお湯も出ない。建物の構造上、窓が開かないことから、湿気にも悩まされるという。それでも、入居者を引きつけるものがこのビルにはあったようだ。 メタボリズムの思想に基づく高度成長期の名建築は、現在解体の途にある。

  • 宇宙猫

    ★★★★★ とても個性的でおもしろい。デザイナーや建築家などのクリエイティブな人たちの部屋だからか。浴室が使えなくても料理が出来なくても銀座という立地で許されているようだ。メンテナンスにお金が掛かる芸術的な贅沢品になって、住居としては適さなかったのかな。

  • チョビ

    とりあえず「好きじゃなきゃ」ここには住めない。 自称ミニマリストの人ですら多分ここに住みたいとは思えない。 つまりはそういうこと。

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