Product Details
ISBN 10 : 4121508181
Content Description
「ブラック霞が関」「忖度」「官邸官僚」「経産省内閣」といった新語が象徴するように、片や政治を動かすスーパーエリート、片や片や「下請け」仕事にあくせくする「ロボット官僚」という二極化が進む。地道にマジメに働く「ふつうの官僚」が没落しているのだ。90年代以降、行政システムはさまざまに改革され、政治主導が推進されてきたが、成功だったと言えるのか? 著者は元労働省キャリアで、公務員制度改革に関わってきた行政学者。実体験をおりまぜながら、「政官関係」「天下り」「東大生の公務員離れ」等の論点から“嵐”の改革30年間を総括する。
第一章 行政改革とは何だったのか?
第二章 危機対応できない警察国家
第三章 天下り問題と「政商」問題
第四章 政官関係の苦しみ
第五章 「下請け労働者」に成り果てたエリート官僚
第六章 若手や女性の前途を阻む、哀しき「拘牢省」
終章 問われない、政治家の能力
【著者紹介】
中野雅至 : 神戸学院大学現代社会学部教授。1964年奈良県大和郡山市生まれ。同志社大学文学部卒業、新潟大学大学院現代社会文化研究科(博士後期課程)修了。経済学博士。大和郡山市役所勤務ののち、旧労働省入省(国家公務員1種試験行政職)。2004年公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授、その後教授。14年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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海燕
読了日:2024/10/06
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読了日:2024/07/20
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