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謎のマンガ家・酒井七馬伝 「新宝島」伝説の光と影

中野晴行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480888051
ISBN 10 : 4480888055
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2007
Japan

Content Description

手塚治虫の単行本デビュー作「新宝島」の共作者・酒井七馬。2人の間には確執があり、酒井は失意のうちに死んだと信じられてきたが、それは真実なのか。知られざる生涯と業績を追う書下ろしノンフィクション。

【著者紹介】
中野晴行 : 1954年生まれ。和歌山大学経済学部卒業。大和銀行(現・りそな銀行)に七年間勤務の後、大阪で編集プロダクションを設立。97年より東京・神田に事務所を移す。まんが編集者。ノンフィクションライター。「マンガ産業論」で、日本出版学会奨励賞、日本児童文学学会奨励賞を受賞。社団法人日本漫画家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よしだ まさし

     中野晴行『謎のマンガ家・酒井七馬伝』筑摩書房を読了。  手塚治虫の出世作「新寳島」の原作・構成を担当したが、晩年はコーラで飢えをしのぎ、裸電球を布団に引き込んで暖をとり、最後には餓死したと伝えられている酒井七馬という幻のマンガ家の真実に迫ったノンフィクション。この忘れられたマンガ家について、著者はありとあらゆる文献にあたり、本人を知っていた人を訪ね歩き、今まで伝えられてきた故なき評価を見事に覆していく。大変優れたノンフィクション。まさに労作といっていいだろう。

  • takao

    ふむ

  • tkm66

    手塚治虫の神格化が進む一方なので、こう云う研究は大事。

  • pugyu

    広い意味でのマンガを描くことが好きな人だったんだろうな。アニメーション、ストーリーマンガ、似顔絵、紙芝居など、マンガ絵が必要とされる仕事はすべて関わっている。すごい力量を持ちながら決定的な作品が残らなかったのを残念に思います。

  • らいおん親方

    これも、一つのテヅカ論として、面白かった。

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