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右傾化する日本政治 岩波新書

中野晃一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004315537
ISBN 10 : 4004315530
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本は右傾化しているのか、それとも「普通の国」になろうとしているだけなのか。いったい、どちらなのか?――政治主導のもと、寄せては返す波のように時間をかけて、日本社会の座標軸は右へ右へと推し進められていった。そのプロセスを丹念にたどりつつ、新しい右派連合とその「勝利」に直面した私たちの現在を描き出す。

【著者紹介】
中野晃一 : 1970年生まれ。東京大学文学部哲学科および英国オックスフォード大学哲学・政治コース卒業、米国プリンストン大学で博士号(政治学)を取得。現在、上智大学国際教養学部教授。専門は比較政治学、日本政治、政治思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    マスコミとかでもてはやされる一つの見方が書かれています。書いていることはわかりやすいですが、何故そういう考えが成り立つのかの論理性は無いのがやや残念でした。

  • ヘビメタおやじ

    安倍政権の強引さばかり目についていましたが、本書によってじわじわと右傾化してきたことを知らされ、いっそう恐ろしくなりました。新自由主義と国家主義が同時に進むのは、どちらも寡頭支配を目指すからなんですね。納得しました。そして、改憲に改めて反対の決意をしました。

  • coolflat

    日本政治の右傾化は安倍の登場で突然始まったものではなく、そのプロセスは過去30年ほどの長いタイムスパンで展開してきた。著者はそれを支点が右にずれていく振り子に例えている。振り子が右に振れる時、支点も一緒に右に動き、やがて振り子は左に振れるが、前の周期の左端までには戻らず、もっと右の位置で留まる。中曽根→自民過半数割れ→小沢→自社さ→橋本→自民過半数割れ→小泉・安倍→民主党→安倍と、右派政権が失敗した後、左への限定的な揺り戻し、或いは小休止が来るが、次に右にふれた時、日本政治はより右傾化しているという具合だ

  • ゆう。

    日本の政治の右傾化(新自由主義と国家主義)がどのようにして進んできたのか、歴史的に考察した本です。今の安倍晋三の政治を考察するうえでも参考になる書でした。また、右傾化に対抗する政治勢力が成熟しなかったことも述べられていました。著者は、今日の右傾化に対抗する政治勢力を見いだせないでいます。様々な市民運動には期待は寄せていますが、そうした運動と政治との関係が著者の中でも模索しているのかもしれません。そのため、少々展望が見いだせにくい本でもありました。でも、丹念に右傾化した政治を分析しており、勉強になりました。

  • Melon Matsuda

    某書店民主主義フェアで外された本こそ今読む本。中野さんは喋りはわかるが本になると学者先生で難しい、一読で理解出来ない、何度も読む。世界、日本の政治の流れが書いてある。格差を認める新自由主義はない。問題は山のようにあるが、改憲が迫り自民党の草案が現憲法の真逆で、真っ先にやろうとしてる緊急事態要項さえ通れば憲法ないものなので次の選挙で自民党倒すと真剣に思う。マスコミが騒ぐべきだけど日本のジャーナリズム死んでるから。投票率の低さが民主主義と言えないので選挙に行く初歩から始めねば。歴史修正主義者は戦争したいんだ。

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