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ISBN 10 : 4480433627
Content Description
老若男女が入り乱れる混浴の公衆浴場、庭先で行水をする女性たち、裸同然の格好で仕事をする人々…。幕末、日本を訪れた外国人たちは互いの裸に無関心な日本人に驚き、その様子をこぞって記録した。しかし急激な近代化が日本人の裸観に影響を与え、いつしか裸を不道徳なものと見なすようになる。同時代資料を丹念に読み解き、日本人の性的関心と羞恥心の変遷をたどる「裸」の日本文化史。
目次 : 序章 下田公衆浴場/ 第1章 この国に羞恥心はないのか!?―ペリー一行らが見た混浴ニッポン/ 第2章 混浴は日本全国で行われていたのか―幕末維新の入浴事情/ 第3章 日本人にとってのはだか―現代とは異なるはだかへの接し方/ 第4章 弾圧されるはだか―西洋文明の複眼による裸体観の変容/ 第5章 複雑化する裸体観―隠すべき裸体と隠さなくてもよい裸体/ 第6章 五重に隠されるはだか―隠され続ける先にあるもの/ 終章 裸体隠蔽の限界
【著者紹介】
中野明 : 1962年、滋賀県生まれ。ノンフィクション作家。同志社大学非常勤講師。85年、立命館大学文学部哲学科卒業。情報通信、経済経営、歴史民俗の3分野で執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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リキヨシオ
読了日:2017/11/14
ぶんぶん
読了日:2022/08/16
ハイちん
読了日:2017/11/09
ゆきこ
読了日:2017/02/15
はふ
読了日:2021/04/22
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