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タンパク質の一生 タンパク質の誕生, 成熟から死まで

中野明彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784320055537
ISBN 10 : 4320055535
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「バイオサイエンスの新世紀」と題した本シリーズの中で、本巻は「タンパク質の一生」を取り上げている。遺伝情報に従ってタンパク質が誕生する、つまり翻訳の過程に始まり、立体構造を形成(フォールディング)しながら成熟し、膜透過と細胞内輸送によって働くべき目的地に到達し、機能を発現し、そして死(分解)を迎えるまでの物語。それを、第一線で活躍する研究者ができるだけわかりやすく解説している。細胞内に何千何万と存在するタンパク質がその一生を無事に終えるまでには、気が遠くなるほど手の込んだ監視と制御のメカニズムが働いている。個々のタンパク質が間違いなく正しく機能できるよう、何重にもかけられた安全機構の見事さにはただ驚くばかりである。本書の各章を読み進んでいけば、細胞というミクロの世界で生命が作り上げたタンパク質の舞台がいかに美しく精緻なものか、読者も魅せられていくに違いない。

目次 : タンパク質の誕生―遺伝情報の翻訳の謎/ タンパク質フォールディングというパズル/ タンパク質のケアテイカー、分子シャペロン/ フォールディング病―タンパク質の構造変化が神経細胞を殺す/ プロテイントラフィックの第一歩―生まれたタンパク質は、どこに、どうやって行けばよいのか/ 細胞質膜を舞台としたタンパク質の通過儀礼/ 膜タンパク質のトポロジー形成―裏と表の人生模様/ メンブレントラフィックのダイナミクス―膜の流れに乗って右へ左へ…/ 核‐細胞質間分子輸送―細胞の司令塔をさらに管理するのは?/ ペルオキシソーム―オルガネラ界の新スターは異端児か?〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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  • 手押し戦車

    アクチンとミオシンが筋肉の運動に必須淡白質。アミノ酸は窒素、炭素、酸素、硫黄、水素がペプチド結合しポリペプチドになりセントラルドグマでDNAからRNAに運ばれる。細胞の細胞質基質と細胞小器官はペルオキシソームで毒物を分解し熱が出るとタンパク質の外部に疎水性アミノ酸が露出する分子シャペロンがATPを使い修復。ゆで卵が卵になる。飢餓状態になるとオートファジーが働き淡白質を分解しアミノ酸を作る。淡白質は翻訳停止、生産停止し分子シャペロンにより再生、修理ダメなら小胞体分解、廃棄処分ダメならアポトーシス工場閉鎖

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