Books

見る・知る・読む源氏物語

中野幸一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585290575
ISBN 10 : 4585290575
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2013
Japan

Content Description

1000年の時を経て、語り継がれてきた美しい原文を、朗読することで体感する物語の本物の魅力。美麗な大和絵や華やかな錦絵、豆本・カルタ・双六・絵入本などの貴重な資料から見る、今までになかった『源氏物語』の多彩な世界。『源氏物語』の構成・概要・54帖すべてのあらすじ・登場人物の系図なども充実。物語をもっと深く愉しめるコラムも満載!これ一冊で『源氏物語』が丸分かり!

目次 : 桐壷(朗読本文)/ 帚木/ 空蝉/ 夕顔/ 若紫(朗読本文)/ 末摘花/ 紅葉賀/ 花宴/ 葵(朗読本文)/ 賢木(朗読本文)〔ほか〕

【著者紹介】
中野幸一 : 1932年神奈川県生まれ。早稲田大学名誉教授。専攻は平安文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Mijas

    各ページに和の美しいデザイン背景が施され、大和絵の「源氏物語画帖」、錦絵の「源氏絵」も堪能でき、画集のように華やか。源氏物語は登場人物が多く、各人物の面差し、衣装など想像しながら読むのだが、本書のような図があると嬉しい。朗読用に原文も13帖掲載。資料とともに平安時代の文化、四季折々の風景に触れる愉しみを知る。「世界で最も知られている日本の古典」という観点で構成されているので、源氏物語の普遍性を考える材料になる。美しい世界とは裏腹に描かれる現世への不信、仏教に傾斜するがそこに救いはないという…テーマは深い。

  • SOHSA

    第一印象は、ただただ「美しい」のひと言に尽きる。原文の美しさは勿論、フルカラーの大和絵が美しく素晴らしい。平安貴族の風俗など時代考証に詳しくない私にとっては、ビジュアルで見せてくれるのはとてもイメージしやすく有り難い。今まで円地文子訳、与謝野晶子訳の源氏物語は読んだが、原文はなかなか敷居が高く手を出しかねていた。本書は、そうした現代語訳と原文とをつなぐ架け橋としてベストな本だ。また、日本が世界に誇る「源氏物語」を体感し、理解するための入門書としてもおすすめの一冊だと思う。

  • おぜ

    試験によくでる源氏物語の大筋を知っておこうと思って読んだ。が、本当に大筋しか解らなかった。次はもう少し詳しいものを読んでみたい。

  • 各巻のあらすじが載ってあり、有名な部分は原文が載せられ、音読しやすいように句読点に工夫がなされている。毎ページに源氏絵や原本の写真が載せられ、細かく注釈がなされている。また、所々に『深く味わう源氏物語』という形でコラムも載せられており、ボリュームたっぷりの一冊であった。 ただ、あらすじに関しては少々簡略化して書かれている印象があったので、「『源氏物語』のあらすじを知りたい」という人はこの本ではなく別の本を選ぶ方が良いと思われる。

  • くふくふ

    雅びな古典文学に触れるなら、まずは源氏物語からと決めていたが、数ある作品の中からこれを選んだのは、偶然図書館の新書コーナーで。よく見る平安絵巻のほかに、歌磨呂っぽい画もあり、目で楽しめた。複雑な人物関係は相関図で分かりやすい。光源氏の子孫も女性遍歴が、、。結末はイマイチだが、とりあえず大筋が分かりやすくまとめられていて良かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items