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ISBN 10 : 4074479362
Content Description
「我が国は未知の感染症に襲われている」。致死率5割の悪疫が王宮に。コロナ禍の今こそ読んでほしい。6巻だけでも感動します。
康太たちが、移民島を救ってから、しばらくのこと。
夏だというのにヘカトンケイルでは、やけに肌寒い日々が続いていた。
移民島の二人の少女・白茅とキュネーは、変わりゆく状況に翻弄されていた。
一方、康太と榛美は、ピスフィからヘカトンケイルの国家元首にしてピスフィの父、ピスディオ・ピーダーの帰国祝いに相応しい料理をつくってほしいと依頼される。
ピスフィには、ナバリオーネとの対立によって空中分解寸前となってしまったピーダー閥を、饗宴によってつなぎとめる狙いがあった。康太たちは腕を振るって料理を作る。
仕事が終われば、みんなでお酒を酌み交わす。
仕事は楽しく、お酒はおいしく、すべて世は事もなし。
そんな平和な日々に感謝する康太たち。
一方、ヘカトンケイル人は、忍び寄る凶兆に気づいていなかった。
朽ちない遺体を乗せた小舟が、風雨と共に潟に打ち寄せたことに―――。
【著者紹介】
中野在太 : 『康太の異世界ごはん』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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