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新自由主義と脱成長をもうやめる

Takashi Nakano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492444801
ISBN 10 : 4492444807
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東洋経済オンライン連載を大幅加筆し書籍化。2020年代の重要テーマを気鋭の論客たちが徹底討議!

目次 : 1 成長と分配の好循環は可能か(「脱成長」論が実は「経済成長」を導いてしまう逆説―新自由主義は経済成長にブレーキをかけていた/ MMTをめぐる議論で欠けている「供給力」の視点―「道徳」として語られがちな財政問題/ 経産省が「産業政策の再評価」に舵を切った理由―「米中対立とコロナ禍」の中で国民的議論を ほか)/ 2 自由の旗手アメリカの行く末(アメリカは「神の国」行きの巨大な列車だ―宗教的幻想と技術革新が生む「SF的現実世界」/ 「超時空国家」アメリカを生み出す原動力―日本に足りないのは「パワフルな妄想」だ/ 「ナショナリズム」が守る「自由と民主主義」―不寛容な「リベラリズム」、多様性を尊重する「国民国家」 ほか)/ 3 コロナ禍以後の国家と世界(「専門家会議は経済無視」という的外れの批判―「不確実性」が突出していた新型コロナ危機/ コロナ危機が導く「グローバリズム以後」の世界―「東京五輪」と「大阪万博」を諦めない日本の末路/ 観光を成長戦略にする政策はもうやめるべきだ―緊縮財政を超えて求められる「新しい政策様式」 ほか)

【著者紹介】
中野剛志 : 評論家。1971年、神奈川県生まれ。元・京都大学大学院工学研究科准教授。専門は政治経済思想。1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年に同大学院より優等修士号、2005年に博士号を取得

佐藤健志 : 評論家・作家。1966年、東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞。長編小説『チングー・韓国の友人』(新潮社)を経て、1990年代以後、作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開。2019年からは、経営科学出版でオンライン講座を制作。2021〜2022年には、オンライン読書会『READ INTO GOLD〜黄金の知的体験』も同社により開催された

施光恒 : 政治学者、九州大学大学院比較社会文化研究院教授。1971年、福岡県生まれ。英国シェフィールド大学大学院政治学研究科哲学修士(M.Phil.)課程修了。優等修士号取得。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士号(法学)取得

柴山桂太 : 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は経済思想。1974年、東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • belalugosi6997改めベラ・ルゴシ

    予め断っておきますが、「私には理解が困難でした。」そもそも、ほぼ全編にわたり「ヨラム・ハゾニー著ナショナリズムの美徳」の解説をしている。3年前に読んだ書籍のことなど覚えてないですし、当サイトで回想してもこの時も「私には理解が困難でした。」と記している。唯一理解できたのはMMTの章と施恒久の章。読んでいてホッとしました。私はまだまだだなぁ〜と感じる今日この頃でした。

  • やましん

    よく買う本の著者の方々が名を連ねていたので購入。各著者がコロナ前後にかけて行った座談会や寄稿を編纂した1冊。経済成長を目指して新自由主義的な政策を推し進めた結果、経済は停滞(というより衰退)し、それに嫌気がさした者たちが脱成長を呼びかけるが、脱成長のための取組によって、社会的な凝集性は高まり文化的に豊かで精神的に穏やかに過ごせる結果、寧ろイノベーションが起こりやすい(経済成長しやすい)社会になるのではないかとのこと。逆説的だが説得力もある1冊だった。佐藤健志氏の著作だけ何となく迂回してきたが、読んでみたい

  • Ryosuke Kojika

    最も信頼しているメンバー。面白かった。最近で1番。最近の興味関心としては近代の矛盾というか、どう越えていくのかというか。個人主義への疑い。ボディポリティックが腑に落ちる。ボディポリティックの概念を引き合いに出さずとも、「人間」な訳で。そもそも個人としては割り切れない何かを含んだ存在であるのは明らかなように思われる。かとて、個人としての私がいて、それを尊重するべきでもある訳で。そのような矛盾を前提に、ようわからんけどという遊びの部分がないような。ほの辺の遊びのなさが生きづらさに繋がるような気がするのだが。

  • くらーく

    4人の専門が何か分からないけど、評論家が集まって、楽しそうに話している感じかな。MMTは面白かったわ。Tが石橋湛山のTとはね。 前半の経済関連はまだしも、後半の戦争や東京五輪等になってくると、ざーっと流してしまった。この辺は、誰でも意見があるだろうけど、本にまとめて読むほどのものでも無いだろうし。 著者の方々が日本の経済も含めた政策に係わった訳では無いようなので、何とも評価は出来ない。確かに失われた30年って、30年もよく失敗し続けられたな、と思います。その間、サラリーマンだった私。成長を見たかったわ。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/7ce86027-7bdf-4748-bf9d-76edeb117208

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