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ISBN 10 : 4334038166
Content Description
昔に比べれば、産休・育休や育児支援の制度が整ったかに見える今、それでも総合職に就職した女性の多くが、出産もしくは育休後の復帰を経て、会社を辞めている。男性と肩を並べて受験や就職活動にも勝ち抜き、出産後の就業継続の意欲もあった女性たちでさえ、そのような選択に至るのはなぜなのか、また会社に残ったとしても、意欲が低下したように捉えられてしまうのはなぜなのか。この本では、実質的に制度が整った二〇〇〇年代に総合職として入社し、その後出産をした一五人の女性(=「育休世代」と呼ぶ)に綿密なインタビューを実施。それぞれの環境やライフヒストリーの分析と、選択結果との関連を見ていく中で、予測外の展開にさまざまな思いを抱えて悩む女性たちの姿と、その至らしめた社会の構造を明らかにする。
目次 : 1章 「制度」が整っても女性の活躍が難しいのはなぜか?/ 2章 「育休世代」のジレンマ/ 3章 不都合な「職場」/ 4章 期待されない「夫」/ 5章 母を縛る「育児意識」/ 6章 複合的要因を抱えさせる「マッチョ志向」/ 7章 誰が辞め、誰が残るのか?/ 8章 なぜ「女性活用」は失敗するのか?
【著者紹介】
中野円佳 : 1984年東京都生まれ。2007年、東京大学教育学部卒、新聞社入社。2014年、立命館大学大学院先端総合学術研究科修了。東大卒の母親のコミュニティ「東大ママ門」立ち上げ人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Miyoshi Hirotaka
読了日:2016/02/24
mochiomochi
読了日:2025/11/23
よーこ
読了日:2016/12/29
katoyann
読了日:2023/01/27
織川 希
読了日:2023/02/07
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