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まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない

Nobuko Nakano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093887137
ISBN 10 : 4093887136
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

きれいごとでは解決しない!脳科学の視点から考える「いじめ」のメカニズムと回避策!

目次 : 第1章 いじめのメカニズム1/ 第2章 いじめのメカニズム2/ 第3章 いじめにかかわる脳内物質1―セロトニン/ 第4章 いじめにかかわる脳内物質2―オキシトシン/ 第5章 いじめにかかわる脳内物質3―ドーパミンとテストステロン/ 第6章 いじめの回避策

【著者紹介】
中野信子 : 1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。現在、東日本国際大学教授。また、テレビコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    「いじめがやめられないほど楽しい」という言葉に戦慄しつつも、こういう集団意識が高い、一見「まとまっている」場所ほど危険という説明に納得せざるを得なかった。集団・大多数の人の安定した日常のために、それを乱す可能性があると決めつけられた人が疎外される。けれども、止める方法はある。ショッキングでわかりやすいマンガのあとくわしい解説に続く…という流れは、何となく不安を感じている人にもメッセージが届きやすいように感じました。

  • なるみ(旧Narumi)

    脳科学者中野信子さんが2017年に刊行した同作をマンガ化したもの。いじめのおこるメカニズムを脳科学の視点からわかりやすくマンガで解説されていて、読みやすかったです。最終章の第6章に、大人のいじめの回避策、子どものいじめの回避策がそれぞれ書かれているのが印象的でした。職場に苦手な人がいる時、適度な距離を保ちお互いに傷つけ合わない(お互いに苦手意識を持っているから)60%の仲を目指す気持ちで対応するとのアイデアも一策だと思いました。

  • gtn

    ヒトが種を存続させるために生み出した「集団」システムからはみ出す者を排除するため、「いじめ」が人間に本能として備わっていることはよくわかった。その回避策として、いじめる側の人間から逃げることが大事なことも同感できる。ただ、弱い者いじめする者は、強者に滅法弱く、臆病なのも真理。強気で反撃すれば、案外シュンとなることも往々にしてある。しかし、畜生どもは卑劣にも徒党を組んだりするので、ここは安全地帯に避難した方が無難か。

  • ochatomo

    図書館展示棚より 袖の紹介文『“いじめを根絶させよう”という目標そのものが、問題解決への道を複雑にさせているのではないでしょうか。』に惹かれた 中野信子さん監修 2013年いじめ防止対策推進法施行 しかしいじめは人間が集団維持して生存率を高めるため進化で身につけた機能であり『向社会性の高まりが、逆にいじめを引き起こす』 仲間意識を不必要に高めないよう工夫する必要 2019刊 (メモ)セロトニン不足での不安、オキシトシンによる排外感情、ドーパミン放出の快感、テストステロンによる攻撃性

  • 日の丸タック

    人は正しいと思っている事でも、絶対に間違いでも止められない行動がある。 それは性格や育成環境の問題もあるのだろうが、人間の本能…脳科学的な問題でもあるのだ。 人が自分を守るための本能の過剰な発動であったりするため、理性や教育では届かない世界がある。 ならば本書で示すように物理的な距離を保つことも大事な回避策であり、このことを深く理解したならば、逃げる、避ける等物理的に避けることに抵抗がなくなるのではないかと感じる。 イジメをなくす。ではなく、無くならないので避ける!これしか有効な方法はないのかもしれない!

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