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中西進と万葉画を楽しむ

中西進

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784473046567
ISBN 10 : 4473046567
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈27人の現代日本画家たちが描いた「万葉日本画」から「万葉」の世界へ〉
〈『万葉集』研究の第一人者が語る「万葉歌」への想い〉
『万葉集』研究の第一人者で、奈良県立万葉文化館名誉館長でもある中西進氏が、27首の万葉歌をモチーフとした「万葉日本画」(奈良県立万葉文化館所蔵)を通して、思い起される様々なことを綴った随想を「歌の彩り」「心の模様」「時の移ろい」の三章に分けて掲載しています。「中西万葉学」と評される業績を持つ著者が、万葉歌や鈴木竹柏・加山又造・上村松篁など27人の現代日本画家が描いた作品の解説をするのではなく、「万葉」に対する知見や想いなどを語ることで、読者をより広く深い思索の世界へいざなう内容となっています。中西氏が館長を務めていた時に発行されていた奈良県立万葉文化館友の会会報「天飛ぶ」に連載(2010?2019年)されたものをもとに自らが加筆修正し、さらに同館の井上さやか氏が追記した「総論 和歌と絵画」、Column3本などを掲載しています。

【著者紹介】
中西進編 : 1929年東京都生まれ。東京大学文学博士。国際日本文化研究センター、総合研究大学院大学、大阪女子大学、京都市立芸術大学各名誉教授、奈良県立万葉文化館名誉館長。文化功労者。文化勲章受章。『万葉集』研究の第一人者で、その業績は「中西万葉学」と称えられる

井上さやか : 1971年宮崎県生まれ。博士(文学)。中京大学非常勤講師等を経て、現在、奈良県立万葉文化館企画・研究係長。専門は『万葉集』を中心とした日本文学・日本文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くものすけ

    万葉画という分野があることを本書で初めて知った。中西氏の解説が何といっても抜群で、解説が非常に鋭い。万葉集の一首と絵画との関連が説明されていくが、選び抜かれた言葉による解説、しかもかなり素人にも分かり易い。また、名画の数々は圧巻、これらの絵は「奈良県立万葉文化館」で実物を見る事が出来るのだろうか? この中の一枚を是非我が家にも置きたいもの…

  • Go Extreme

    和歌と絵画:万葉集 屏風歌 絵巻物 画中詠 画外詠 題画詩 東アジア文化 詩書画融合 文化交差 自然と心:四季表現 桜の儚さ 山河の象徴 無声の詩 有声の画 心の模様 風景と感情 自然讃美 文化的象徴 時間の移ろい:時間の象徴 季節変化 万葉歌の時間観 桜紅葉の対比 夕焼け 時間と記憶 視覚的時間表現 日本画:伝統技法 近代日本画 歌と絵の融合 地域文化 表現技法 構図と色彩 日本文化の視覚化 未来の展望:文化振興 奈良万葉文化館 研究と展示 作品保存 地域のアイデンティティ 文化継承 美術と文学統合

  • れいまん

    久しぶりの中西進先生の新刊。 初代館長だった、奈良万葉文化館の時の万葉画の解説 中西先生らしい、宇宙まで広がる絵画読み解きは画家の方々をさぞ唸らせたに違いない。 井上さやか女子のコラムも気が聞いている 何度も眺めていたい本

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