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乳母の文化史 19世紀イギリス社会に関する一考察

中田元子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784409140673
ISBN 10 : 4409140671
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

授乳はいつから母の仕事になったのか?乳母、この忘れられた存在から見えてくる驚きの社会文化史。

目次 : 序章 乳母という不可解な存在/ 第1章 乳母雇用の背景/ 第2章 乳母雇用の実態と問題/ 第3章 ドンビー氏の乳母対策/ 第4章 乳母の声/ 第5章 母親たちの試練/ 終章 乳母の復活/ 付章 明治初期日本の母乳哺育と乳母についての言説―欧米事情流入の影響

【著者紹介】
中田元子 : 現在、筑波大学人文社会系教授。博士(文学)。専門は19世紀イギリス小説・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みわ

    古典を読む際には日本においても西洋においても登場する「乳母」。富裕層の子供を生きながらえさせるために貧困層の乳児が犠牲となるという現実を、雇用主はどう感じていたのか知りたくて読みました。これはイギリスについてのレポートです。日本のものを改めて読もうと思います。

  • てつこ

    19c英国の乳母文化を当時の資料を基に分析。上流階級では生母が授乳せず乳母を雇用する慣習があった。乳母の社会的立場の弱さや、上流階級と乳母双方を批判する意見の応酬など。母乳代替物と人工哺育の発展により乳母文化は消えていく。雇用する側の上流階級にも乳母を蔑視する意見があって、それなら自分で授乳したらいいのに…と思うけど、子供の生存率が低かった当時はお家存続のため早く次の子を妊娠するという圧力もあったらしい。

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