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そろそろ、部活のこれからを話しませんか

中澤篤史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272412297
ISBN 10 : 4272412299
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

目次 : 第1章 なぜ部活は成立しているのか/ 第2章 部活はいつ始まったのか/ 第3章 なぜ部活は拡大したのか/ 第4章 いま部活はどうなっているのか/ 第5章 部活の政策は何をしてきたのか/ 第6章 生徒の生命を守れるか―死亡事故と体罰・暴力/ 第7章 教師の生活を守れるか―苛酷な勤務状況/ 第8章 生徒は部活にどう向き合っているか/ 第9章 部活の未来をどうデザインするか

【著者紹介】
中澤篤史 : 1979年、大阪府生まれ。東京大学教育学部卒業、東京大学大学院教育学研究科修了、博士(教育学、東京大学)。一橋大学大学院社会学研究科講師・准教授を経て、早稲田大学スポーツ科学学術院准教授。専攻は、身体教育学・スポーツ科学・社会福祉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えちぜんや よーた

    学校関係者だけで解決することにムリがあると思う。すでに学習塾が公然と存在しているし、教育委員会がスポーツ塾や文化塾を作ってもらうよう、民間のスポーツジムや文化教室、地域の有志に働きかけてもらったらいいのではないか。親の収入で格差が出るというのなら「部活クーポン」を配って誰でも通えるようにすれば良い。原資は大学教授の給与を下げれば良い。高等教育なんて元が取れるかどうか分からんギャンブル見たいなもんだから、初等・中等教育に予算を割けば教育全体のコスパは向上すると思う。https://goo.gl/mnkPId

  • りょうみや

    部活の歴史や現状、他国との比較が詳しく書かれている。これまでも学校外の地域組織に移管しようとしたがほとんど失敗していたことは知らなかった。部活制度は本来は自主的な活動なのに肥大化しすぎて身動きできなくなっている。教師の労働時間・残業代の問題を解決するためには、部活を正式な教育活動にするか外部移管するしかないが難しい。生徒も教師も部活に積極的と消極的が両方いて賛否両論。ちなみに私自身は学校外へ移管のほうが良いと思う。

  • 柊子

    中学はバスケの強豪校とは知らずに入部したので、すぐに辞めたかったが、先輩が怖くて辞められず…。もう二度と部活はしないと誓って高校に入ったのに、和気あいあいとした雰囲気に惹かれて入部したら、キャプテンになってしまい…。部活では様々な経験(体罰以外)をしているので、なかなか興味深かった。それにしても、日本人はスポーツに感動とストーリー性を求めすぎる。高みを目指す人以外は、もっと楽にいこうよ〜

  • マーシュランド

    学校教育における部活動の役割に興味があり、図書館で探していたらぴったりの本を見つける▼研究者にしては軽い文体で読みやすいし、様々な視点から部活動を捉えていて勉強になった▼オススメです▼18091

  • Moeko Matsuda

    この本はとても勉強になった。部活という教育課程ではない、けれども教育現場から切り離し難いものについて、様々な視点から冷静に解説されている。人によって考え方も様々である「部活」というのは、日本の教育が抱え込んだ不可思議で解き難い「現象」らしい。いろんな考え方の人がいて当然、議論はどんどんするわけだけれど、感情的に良い悪いを語る前に、まずはこの本を一読してみるのはアリかなと思う。教育現場に関わりのある立場からも是非いいたい。そろそろ本気で、未来の部活の話をしませんか。

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