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お願いおむらいす

中澤日菜子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094072648
ISBN 10 : 4094072640
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

ぐるフェスに集う人々それぞれのままならない人生模様を、軽妙な会話と共感度抜群のキャラクターで生き生きと心に届ける五編の連作短編集。思うようにいかない就職ながら毎日を生き直そうと奮闘する男の生き様を描く『お願いおむらいす』、姉の悲しいニュースに揺れる妹の心模様を描く『キャロライナ・リーパー』、五十代後半でリストラされ、母の介護に奔走する熟年男を描く『フチモチの唄』など。涙、癒やし、切なさ、苦しさ、笑い…人間の「生きる」ことへの葛藤や課題がぎゅっと詰め込まれた、心温まる人生応援小説です。

【著者紹介】
中澤日菜子 : 1969年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。2013年『お父さんと伊藤さん』で「第八回小説現代長編新人賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さくら★もち

    公園で催される食の祭典「ぐるフェス」を舞台に、やりたくない仕事、身体の不調、家族のために選ぶ道、諦めきれない夢など、人生において様々な葛藤を抱えた人々の姿が描かれる物語。都合良く奇跡は起きない。でも人との出会いに、家族との絆に、誰かからの言葉の中に、小さな希望のカケラが散らばっている。積み重ねてきた過去にたくさんの可能性があったように、これから先の人生にだってたくさんの可能性があるんじゃないかな、と読んで前向きな気持ちになれた。それにしても登場するグルメが魅力的。かすうどん、久しぶりに食べたいなぁ。

  • 紗世

    グルメフェスにいる人達の話。すごい、びっくりするほど面白さがわからなかった。私にはあわなかった。

  • ごま麦茶

    ぐるめフェスティバルに関わる人たちの、短編連作集。どのお話も、なんだかほんわりあたたかい気持ちになれました。最後の『フチモチの唄』では、ほろり。出てくる食べ物の描写もとても美味しそうでした。ミュータントおじや、どんな味なのか気になる(笑)

  • ひょっとこおかめ

    ブックカフェで読んでみたら最後まで読めなかったので続きが気になってその後本屋へ…読み終わったら前向きな気持ちになれた。みんな色んな悩み事を抱えながらも一生懸命に生きている姿に自分も頑張ろうと思えた。とても面白かったので中澤さんの別な本も読んでみたいと思った。

  • まこりん

    面白かった。ぐるフェスに来る様々な人たちの話をまとめた短編集。少しずつ関連があって、次々に話が展開していき興味をもって次の話に進めた。総じてハッピーエンドなのも良かった。お仕事小説であり、各人の生き方紹介でもあって心地良い読了感が残った。

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