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推す力 人生をかけたアイドル論 集英社新書

中森明夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087212891
ISBN 10 : 4087212890
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

アイドルを論じ続けて四〇年超。「推す」という生き方を貫き、時代とそのアイコンを見つめてきた稀代の評論家が“アイドル×ニッポン”の半世紀を描き出す。彼女たちはどこからやってきたのか?あのブームは何だったのか?推しの未来はどうなるのか?芸能界のキーパーソン、とっておきのディープな会話、いま初めて明かされる真相―そのエピソードのどれもが悶絶級の懐かしさと新鮮な発見に満ちている。戦後日本を彩った光と闇の文化史とともに、“虚構”の正体が浮かびあがるアイドル批評の決定版!

目次 : 序章 それは南沙織から始まった/ 第1章 1970年代のアイドル体験/ 第2章 山口百恵から松田聖子へ―1980年の女王位継承/ 第3章 小泉今日子と中森明菜―1982年組の二つの星/ 第4章 “チャイドル”ブーム始末記/ 第5章 さらば、沖縄の光/ 第6章 『時をかける少女』の40年/ 第7章 竹内結子の肖像/ 第8章 2010年代のアイドル復活/ 第9章 あいみょんと「下降する時代」/ 終章 アイドルを「推す」ということ

【著者紹介】
中森明夫 : 作家/アイドル評論家。三重県生まれ。さまざまなメディアに執筆、出演。「おたく」という語の生みの親。小説『アナーキー・イン・ザ・JP』が三島由紀夫賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    アイドルを論じ続けて40年超。「推す」という生き方を貫き、時代とそのアイコンを見つめてきた稀代の評論家が〈アイドル×ニッポン〉の半世紀を描き出す一冊。1970年代の南沙織に始まり、山口百恵から松田聖子への継承、82年組の小泉今日子と中森明菜の明暗、後藤久美子と宮沢りえ、チャイドルや沖縄ブーム、原田知世や竹内結子、2010代のアイドルから今に至るまで、まさに時代を共に過ごして関わってきた著者ならではの回想録で、時代とともにアイドルに求められるものや、そのロールモデルも変わってきているのを改めて実感しました。

  • 山田太郎

    そういえば新人類っていたな、浅田彰とか泉麻人とかあと誰かいたっけ?何事も30年くらい続けると第一人者になれるというか普通は飽きてきたり、結婚したり子供できるとやりたいこともできなくなるので、そう簡単なもんでもないよなと思った。昔はオタクで今は推しなのかと。あんまりアイドルはまってないというか、高校のとき堀ちえみの親衛隊入ってたやついたな、今なにしてるんだろうか。

  • 田中峰和

    60歳を過ぎて独身、家庭をもったこともない中森氏。サブタイトルの通り、「人生をかけたアイドル論」である。関東財務局のポスターを見て、竹内結子に取材。彼女は初めて受けた取材という。アイドルを見出す目利きの力は半端ではない。東方シンデレラコンテストで何の賞も取れなかった上戸彩を推し、審査員特別賞に選んだ話。冒頭の篠山紀信夫妻との食事会の逸話も楽しめた。彼が定義するアイドル第1号の南沙織が篠山夫人という。山口百恵引退後、空位になったアイドル戦線には花の82年組が一気に参戦。彼の名の由来、中森明菜の衰退が悲しい。

  • 女神の巡礼者

    これ書いたら私の年齢がばれて恥ずかしいのですが、書かないと、この本の正直な感想が書けないので仕方がないです。それは私が本書の著者中森明夫氏と、ほぼ同年代だということです。ですから中森氏の人生と、私の人生がオーバーラップしてシンクロしてしまったのです。中森氏が語る南沙織さんに始まるアイドルとの歴史は、そのまま私がアイドルとともに生きてきた人生の歴史そのままです。だから読みながら涙がこぼれてくることもしばしばでした。いい年してアイドルと言われるかもしれませんが、アイドルの皆さんと生きてきたのは事実ですから。

  • nadaha

    相変わらず暑苦しい熱量たっぷりの中年オタクの文章だが、奇しくも彼が名付けた時代のオタクは好きな分野以外でも博識で何より哲学がある。自分の好きなものにかける情熱がある。自分の得意な能力、彼で言えば物書きの力を活かして自分の大好きなものに関われるのであればそれが一番幸せなのだと思う。アイドルというか芸能ウォッチャー。しかし平岡正明をもじった「〇〇は△△である」のテンプレートは汎用性高くて便利で、博識であればあるほど何でも出来るな。加護ちゃん以外でハロプロにあまり言及されなかったのが残念。

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