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神様の定食屋 5 この雨が止んだら 双葉文庫

中村颯希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575528343
ISBN 10 : 457552834X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

高坂哲史が、両親の遺した定食屋『てしをや』を妹とともに継いで三年。店は常連を中心に愛され、経営も軌道に乗ってきた。
そして、哲史に神様から託されたもう一つの大切な任務である「死者の未練を晴らすこと」もつつがなく進んでいく。
憑依された死者とともに哲史が作るのは、羽根つき餃子、〆の焼きそば、冬瓜のスープ‥。湯気立つ温かな料理が、遺された人たちの心を癒していく――。
ところが順調なはずの哲史の日常は、てしをやにライバル店舗が登場したことで大いに乱されてしまい‥?

【著者紹介】
中村颯希 : 2016年、『無欲の聖女』(主婦の友インフォス社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    この神様は酒に目がねえな。ザルかもしれないな。その神様と飲んでみたいな。でも、取り憑かれるのはコメンだぜと、毎回思ってしまう。雨が降る日が続いても、おいしい料理は食べたくなるもの。今作は冬瓜のスープが魅力的。ウチでも作って食べようかな。焼きそばも美味しそうだったな。料理の話はこの辺にして、志穂と敦志は良かったね。敦志もやることがかっこいい。憲治もいつかね。いい人と出会えるよ。今作も一話一話でウルッとしてしまい、お涙をちょうだいし、ハッピーな気持ちもいただきました。

  • まさきち

    今回は雨を種とした5編。それぞれ涙を誘い、魂達の思いに心つかまれるのもよかったけれど、昼間や神自身が登場しないなど今までにないシチュエーションも楽しめました。それにしてもこのボロ神社の神様、能力においてもユーモアにおいても有能すぎる。

  • はにこ

    このシリーズ、やっぱり素敵。この世に死者の魂が贈る最後のメッセージ。相手を思いやり、しがらみから解放してあげているよね。お局様も、ヤンママだった女性も素敵。レストランとかで偽りのメニューありそう。。味音痴だから絶対気づかないし。。志穂ちゃんの正義心は分かるけど、やはり言えないよねぇ、普通は。敦志くん、意外としっかりしてるから手綱取ってくれるかな。続編希望。

  • 今回もウッカリ電車で涙する所でした。子供の幽霊とか、ベタ泣き案件じゃん!!でも「あざとさ」がなくて好き(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠) 妹志穂との「葛藤」も優しく美味しく解決しちゃう神様素晴らしい。

  • papako

    クーポンでゲット。私にはお店は無理なだろうな。『てしをや』の兄妹ふたりと同じような思考回路だわ。ライバル店の口コミは気になるし、ズルをしているお店は許せない。ひとりでぐるぐるしてドツボにハマりそう。マンネリではあるけど、サクッと楽しめました。妹は無事にカップルに。神様と主人公の絆はしっかり。だけどどこに物語が進んでいくのか?このままなんとなく続いていっちゃうのはもったいないかな。

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