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ISBN 10 : 4622087928
Content Description
二千年以上にわたりつづけてきた「リベラリズム」という運動を、私たちは後世に託しつづけられるのか?哲学者たちの議論から、これからの「自由」を考えよう。
目次 : 第1章 法の支配(「法の支配」の必要性/ 自然法の歴史/ 自然権と統治の正当性―ホッブズの『リヴァイアサン』/ 権力分立と議会政治―ロックの『統治二論』/ 法的保護と寛容さ―ロック、ヴォルテール、モンテスキュー)/ 第2章 民主主義とリベラリズム(社会を担う「自由な個人」―ルソーの社会契約論/ 自由な個人と「なる」ために―ヘーゲルによるルソー批判/ 多数派の専制がない民主主義の可能性―J・S・ミルの社会理論/ 二つの自由主義―バーリンの思想/ リベラリズムと公共性)/ 第3章 正義・善・幸福(ロールズの政治的リベラリズム/ ロールズへの批判―リベラリズムのその後/ 政治哲学としてのコミュニタリアニズム/ ノージックのリバタリアニズム)/ 第4章 「自由」と「合理性」の限界とその先へ(潜在可能性―センのケイパビリティアプローチ/ 熟議の難しさ―理性の限界/ よりよい自由へと誘導してあげる―リバタリアン・パターナリズム/ リベラリズムと合理主義―法の「理」と、政治の「意」)
【著者紹介】
中村隆文 : 1974年生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。千葉大学非常勤講師、鹿児島工業高等専門学校専任講師、同准教授、釧路公立大学経済学部准教授を経て、2019年4月より神奈川大学外国語学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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