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ISBN 10 : 4394195012
Content Description
人類の長い歴史の中には、他者を蔑視し排除する言葉が常に存在していた。コロンブスの新大陸発見、ダーウィンの進化論、ナチ・ドイツによるホロコースト、そして現代日本における差別意識まで、古今東西の著作を紐解き、文明と野蛮の対立を生む人間の精神史を追う。人間が人間を「野蛮な存在」とみなす言葉がなぜ生み出されてしまうのか、全15回の講義から考える。
目次 : イントロダクション 私たちの“闇の奥”/ 1 “野蛮”の源流―言語・法・宗教(西洋の“野蛮”観/ 文明と野蛮の構図/ 人種差別と奴隷制)/ 2 啓蒙思想と科学の時代(ナチュラリストと哲学者/ 展示されたひとりの女性/ ダーウィン『種の起源』のインパクト/ 『人間の由来』と社会ダーウィニズム)/ 3 植民地主義からホロコーストへ(『闇の奥』と植民地主義/ 忘却されたジェノサイド/ ナチズムの論理と実践/ ナチ優生学と安楽死)/ 4 日本社会の“闇の奥”(近代日本の“闇の奥”―人類館、朝鮮人虐殺、七三一部隊/ ヘイトスピーチと相模原事件/ “野蛮の言説”とどう向き合うか)
【著者紹介】
中村隆之 : カリブ海フランス語文学研究。アフリカ系文化全般を視野に入れた“環大西洋文学”の展望で研究を続ける。現在、早稲田大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1959のコールマン
読了日:2020/12/02
ATS
読了日:2024/10/20
wiki
読了日:2020/04/23
masabi
読了日:2022/11/10
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読了日:2025/01/16
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