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経済学はどう使うべきか ちくま学芸文庫

中村達也 (経済学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480511089
ISBN 10 : 4480511083
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世の中には名だたる経済学の古典がいくつもある。しかしケインズは、経済学者であるからには学術専門書ではなく、パンフレットのようなものを書くべきだと述べた。経済学者は日々変化する経済情勢をつかみ取り、それに対処し続けなければならないと考えたからだ。本書では経済政策の表舞台に立った当のケインズをはじめ、スラッファ、シューマッハー、ミュルダール、セン、ハロッド、都留重人らによって書かれた様々な問題への、今こそ注目すべき処方箋を紹介。あわせて無数に枝分かれした各経済学派の特徴と、その目指すところも解説する。経済学に興味のあるすべての人へ。学芸文庫オリジナル。

目次 : 第1章 経済学者たちの処方箋(幸福と経済学―ケインズとシェイクスピアとスミス/ 労働からの解放―ケインズとラッセルとゴルツ ほか)/ 第2章 戦後経済学のマトリックス(混合経済と経済成長下の経済学/ 経済成長の転換と反ケインズ経済学 ほか)/ 第3章 経済学における中心と周縁(異端・反主流・周縁/ 周縁からの批判的メッセージ ほか)/ 第4章 ライフスタイルと経済(イギリスの地で考える/ 歳時記の中の経済)

【著者紹介】
中村達也(書籍) : 1941年秋田県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。沖縄大学、千葉大学、中央大学で教鞭を執った。現在中央大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    都留重人先生の創り出した概念が興味を引いた。無駄の制度化、経費的項目に属する消費(054ページ)。後者は少なければ少ないほどよいというものらしい。ま、消費も過剰だと病だから。。

  • ゆみや

    「このような読み物なら、主流派経済学やマクロ経済分析は無味乾燥で何の面白みもないという自分の認識を払拭してくれるかもしれない、興味を持たせてくれるかもしれない」という期待とともに手に取って見たが、残念ながら特にそういうことはなかった。これは著者に責任があるのではなく、単に自分がどうしても主流派経済学に興味を抱くことのできない星の下に生まれてきてしまっただけなのだろうという感想を得た。経済人類学などの話は、元から興味を持っていたこともあり面白く読めた。

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