Product Details
ISBN 10 : 4480511083
Content Description
世の中には名だたる経済学の古典がいくつもある。しかしケインズは、経済学者であるからには学術専門書ではなく、パンフレットのようなものを書くべきだと述べた。経済学者は日々変化する経済情勢をつかみ取り、それに対処し続けなければならないと考えたからだ。本書では経済政策の表舞台に立った当のケインズをはじめ、スラッファ、シューマッハー、ミュルダール、セン、ハロッド、都留重人らによって書かれた様々な問題への、今こそ注目すべき処方箋を紹介。あわせて無数に枝分かれした各経済学派の特徴と、その目指すところも解説する。経済学に興味のあるすべての人へ。学芸文庫オリジナル。
目次 : 第1章 経済学者たちの処方箋(幸福と経済学―ケインズとシェイクスピアとスミス/ 労働からの解放―ケインズとラッセルとゴルツ ほか)/ 第2章 戦後経済学のマトリックス(混合経済と経済成長下の経済学/ 経済成長の転換と反ケインズ経済学 ほか)/ 第3章 経済学における中心と周縁(異端・反主流・周縁/ 周縁からの批判的メッセージ ほか)/ 第4章 ライフスタイルと経済(イギリスの地で考える/ 歳時記の中の経済)
【著者紹介】
中村達也(書籍) : 1941年秋田県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。沖縄大学、千葉大学、中央大学で教鞭を執った。現在中央大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2023/03/20
ゆみや
読了日:2022/06/07
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