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渋柿の木の下で 孤高の俳人 松根東洋城の生涯

中村英利子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784906885428
ISBN 10 : 490688542X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

妻を持たず、家も持たず、孤高の俳諧人生を全うした東洋城の生涯。その厳しさから多くの門弟が離れていった反面、一部の人たちからは殿様気質が愛された。高い身分の家に生まれ、皇族の間近で仕事をしながらも、夢中になって作り続けた俳句とは如何なるものか?答えて曰く「渋柿の如きものにては候へど」

目次 : 少年期(各地での経験が育んだ豊かな感性)(祖父は大名で、江戸育ちの芝居好き/ 明治維新後の藩主と家来たち ほか)/ 青年期(俳句に染まり、文学者たちと交流)(子規庵に通い続け、俳句漬けの生活に/ 子規亡きあとの虚子と碧梧桐の苦闘 ほか)/ 壮年期(罹災、離反…激動の時代)(東洋城と豊隆と寅彦/ 連句にはまった寅彦、小宮を“破門” ほか)/ 老年期(人生の終焉と、亡き後)(山男の東洋城、山籠もりから脱出する/ 伊予の山里で「一畳庵」を結ぶ ほか)

【著者紹介】
中村英利子 : 愛媛県松山市出身、1948年生まれ。文化誌「Atlas(アトラス)」編集長などを経て、出版の仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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