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風景学入門

中村良夫(景観工学)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121006509
ISBN 10 : 412100650X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1982
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほよじー

    ★★自然景とは異なる、電車の車窓からの眺めや、町はずれの生活景の眺め。道、橋、港、川、建築、公園、住宅地、盛り場といった人々の常住景をどう整えるか。これは施設建築から街づくりにも関係する。

  • あんころもち

    風景についての考え方が一変する名著である。視覚や土木技術に始まり、名所絵、平安文学まで、幅広い分野における人と風景との関わりについて考えられる。特に古典を通じた、「境」、「空」、「用」といった日本語における風景観の分析は秀逸である。「遠くに富士山が見える通り」「田園風景」「子どもたちが群れ遊ぶ川辺」。そういった素朴な風景へ素朴な情感を考え直す一冊である。

  • gu

    「深い」「趣」「器量が感じられる」「品位につながる」といった主観的で情緒的な表現の頻出が気になってしまうが、論旨自体は真っ当で参考になるところが多かった。

  • ヒナコ

    今見ている風景を美しいと感じたり、あるいは醜いと感じたりするのはなぜか? 常日頃の散歩において、私自身が感じている問いを知るために読んでみた新書。 著者によると、人間はロマン思想や文学の風景描写などの先行する文脈を、その風景に投影して味わっており、文脈と独立した風景の美しさは存在しないということだった。また、人間は風景を擬人化して味わる傾向があり、山や川に対するアニミズム的擬人化という人間の認識の特質は、自分の見ている風景の味わいの少なくいない部分を占めているとのことだった。 →

  • にゃん吉

    著者の言葉によれば、風景学というのは、早くから学際的な領域であったとのことですが、ゲシュタルト心理学、現象学、ワーズワースに、禅、漢詩、山水画、五行説、建築、土木に造園等々と、文理、洋の東西の知見を総動員するようなカンジで、人間、社会と風景の関係が論述されていて、非常に面白くありました。   

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