Hiroko Nakamura (1944-2016)

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アルゼンチンまでもぐりたい 中公文庫

Hiroko Nakamura (1944-2016)

User Review ：4.0
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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784122053311
ISBN 10 : 4122053315
Format
：
Books
Publisher
：
Chuokoron Shinsha
Release Date
：
June/2010
Release Country
：
Japan

Content Description

ベルギー王妃のハンドバッグの秘密とは。ピアニストとハイヒールの深い関係とは。演奏家として、また国際ピアノコンクールの審査員として世界をかけまわる著者ならではの鋭い文明批評と、地球の裏側アルゼンチンまで穴があったら入りたい程の失敗談。音楽の周囲に集まるとっておきのエピソード。

目次 : 王妃さまのハンドバッグ/ ロシア人の味覚/ ピアニストの靴/ 天上の音楽/ ミス・ソ連邦のミス/ 政治家たちの初体験/ サンタンデールの雨/ 練習症候群/ 『イスラメイ』が聴こえる/ 台北国家音楽廳〔ほか〕

【著者紹介】
中村紘子（1944-2016） : 三歳でピアノを始め、慶應義塾中等部三年在学中、日本音楽コンクールにおいて史上最年少で第一位特賞を獲得。翌年ＮＨＫ交響楽団初の世界一周公演にソリストとして抜擢され、天才少女としてデビュー。以後、日本を代表する名ピアニストとして活躍する。『チャイコフスキー・コンクール』で第二十回大宅壮一ノンフィクション賞、『ピアニストという蛮族がいる』で文藝春秋読者賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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観察力も文章表現力も光っています。もっと...

投稿日：2018/01/24 (水)

観察力も文章表現力も光っています。もっと長生きして音楽界のエピソードの本などをもっともっと残してほしかったです。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • うっきー

    読了日：2014/12/25

    国内外の演奏旅行エピソードに歴史的背景がちらほらとちりばめてあり、豆知識が得られた。

  • Yakmy

    読了日：2016/09/16

    程よく力の抜けた魅力的なエッセイ集。音楽家として第一線を駆けた人の幅広い交友関係に驚く。クラシックの黎明から、発展期を第一線からで見続けて、日本のクラシックのあり方の変化への期待やなげきがそこはかとなく香る。

  • yan

    読了日：2016/09/21

    追悼、と思ったけど楽しい内容だった。

  • すねいぷー

    読了日：2014/08/04

    中村紘子さんの文章が魅力的。彼女の私生活がのぞけて興味深いです。世界中飛び回り、各国、各界の著名人との交流があることに驚きます。なんと皇室まで・・・正真正銘のセレブです。

  • ちーけん

    読了日：2012/05/26

    相当昔に読んだ同じ著者の「チャイコフスキー・コンクール」があまりに面白かったので、古本屋でたまたま見かけたこの本も買って読んでみました。いや、音楽家のエッセイ本にはハズレがないというのが、私の中での絶対法則なので、そんなに構えて読んだわけでもないのですが…。音楽家の世界は、将棋と同じで一つのことをやりつづけた奇人変人が集まっているので、その中の住人たちのエッセイはどうやっても面白くなるものですが、本書も肩の力を抜いて読める、楽しくそして時々ふと考えさせられる一冊です。

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