Product Details
ISBN 10 : 4806715727
Content Description
ハシブトガラスには、ジャポネンシスとマンジュリカスの二亜種がいる。この二種が交雑した、第三のカラスの存在を確かめるため、フリーランスの鳥類学者が単身、サハリンに乗り込む。ロシア人ハンターとともに島の南北1000キロを往復し、さらにはロシア本国の山中へ分け入ることに。謎のカラスの正体をつきとめるまでの、苦難と執念の道のり。鳥類学者がフィールドで真実を探求する醍醐味と厳しさを余すところなく描く。
目次 : プロローグ North to Sakhalin/ 第1章 初めての樺太/ 第2章 南北一〇〇〇キロの島を一往復したカラス採集行/ 第3章 ご破算/ 第4章 コンコルドの失敗か?/ 第5章 頭骨小変異と係数倍で謎が解けた/ 第6章 学際協力/ エピローグ ハシボソガラスのサクセス・ストーリー
【著者紹介】
中村純夫 : 1947年生まれ。埼玉県比企郡武州松山町(東松山市)出身。静岡大学理学部物理学科卒業。オリンパス光学工業の研究開発部で3年間、光学系のデザインに従事した後、大阪府立高校教員に転職。38歳の時に生物学を志し、42歳でカラスの生態・行動の研究を開始。ハシボソガラスのなわばりを検証した論文で、日本鳥学会奨学賞を受賞。59歳で早期退職し、北方のハシブトガラスの進化・分布の研究にとりかかる。極東ロシアへ3度の遠征をし、カラスの頭骨標本とDNA解析試料を得て、ロシア科学アカデミーのA・クリュコフと共同研究を進め、ハシブトガラスの10万年史を明らかにした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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DEE
読了日:2020/03/06
ふたば@気合いは、心を込めて準備中
読了日:2019/02/02
の
読了日:2019/01/31
y
読了日:2019/02/13
mustache
読了日:2019/03/22
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