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新輯・言葉について

中村稔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791770724
ISBN 10 : 4791770722
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

言葉はかよわく、繊細で、壊れやすい磁器に似ている。私たちが平穏な日々を送るためには言葉がそんなにかよわく、繊細で、壊れやすいことを忘れてはならぬ。言葉の本質に鋭く迫る、書下ろしソネット50篇。

【著者紹介】
中村稔 : 1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒、『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影 銅版画家駒井哲郎の生涯』(読売文学賞)、自伝『私の昭和史』(朝日賞、毎日芸術賞、井上靖文化賞)ほか、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まふ

    またまた失敗した。[新輯言葉について]となっているものだから、てっきりより詳しい評論集かと思ったが、最初の続き。これも同じような言葉に対する心のつぶやきのようなもの。いっそのこと、評論文にすればいいものを、無理やり4,4,3,3のソネット形式に仕立てた形。内容的には真の「言葉」の理解なく安易に言葉を使うなかれ、という自己教訓のようなものであった。むしろあとがきにあった著者の4ヶ月に及ぶ肝膿症という大病の記録の方が興味深かった。90歳の時点、そしてこの本は92歳の作品。内容よりもその執念に驚く。

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