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東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか

中村淳彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492261132
ISBN 10 : 4492261133
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan

Content Description

女子大生、派遣社員、シングルマザー…、貧困に喘ぐ彼女たちの心の叫びを個人の物語として聞き集めた人気連載、待望の書籍化!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助

    「貧困女子」は日本三大スラムの住人以下の生活を強いられている、というのが本書のテーマ。が、何も若い女子に限ったことでなく、中高年だってワーキング・プアは当てはまる。ただ「女子」のように風俗で稼げないから、「体を売る」精神的な躓きがないだけかな? 「まえがき」で述べられた、この本を書くにあたっての著者の立ち位置、支援者の目線で社会を糾弾するのでなく、「徹底した傍観者」として描くことには共感が持てたが、読んでいて、ズンズン気が重くなってしまった。

  • ミカママ

    他類似タイトルと比較しても、今作は上手く問題点を突いているように思う(ただし解決策は見当たらない、と作者が救いのない締めくくり)。教育の欠如・貧困の連鎖などは素人にも思いつくが、「官制ワープア」には開いた口が塞がらぬ。貧困階層を介護・障がい者福祉などへの(かつては公務員だった)職へ導き、非正規枠に閉じ込めて給料を生活保護と同程度に抑える、というもの。後期高齢者の医療費を削り大学生へ奨学金、というのは比較的すぐに実行できそうだが…。ドラマ中の趣里さん、ブツッブツッと切るようなセリフ読みが気になった。

  • パトラッシュ

    東洋経済オンラインで読んでいたので、単行本を改めて通読した。平成とは日本人が心も財布も貧しくなる一方の時代であったと、改めて痛感させられた。特に、まだ立場が弱い女性は、国がシステムとして売春を奨励するようになっている異常な状況を、誰も異常と思わなくなっている恐ろしさに慄然とさせられた。日本は世界一素晴らしい国などと公言してはばからない連中に、こんなに人びとを貧しくする国のどこがいいのかと問いただしたい。著者の他の本もそうだが、真実から目を背けたいきれいごと大好き人間にとっては禁書目録に載せたい1冊だろう。

  • こも 旧柏バカ一代

    腹立つ・・・ 何が一億総活躍社会だよ。 小学生の7人に1人の貧困家庭の児童、、 シングルマザーの家庭は2人に1人。 働いてもワーキングプワー。。 希望が無い、自殺出来た人が羨ましいと云う状態。 親の収入が減って、学費が高過ぎるのが問題。 弱肉強食で強者にしか目を向けない政治の問題の巣窟に思える。 男女の格差も悲惨。 コレで先進国かよ。

  • ちくわ

    本書からは様々な教訓を得たが、一方で何かアクションを起こす気にはならなかった。貧困女子を救う?資金援助?心に寄りそう? 何かボンヤリとだが違和感を覚える。では政府が具体的な救済策を?施策内容は?審査基準は?男性は対象外?財源は? う〜ん、何がセンターピンだろう?と読後に小一時間悩んでしまった。ただ貧困は稼ぐ力の弱さと選択肢の少なさに起因・連鎖している面も多いと考える。実際、東大合格者の親の年収は高い。限られた予算ならば、貧困家庭の子供が国公立大学に合格した場合は、学費と生活費の一部を面倒見てあげたいが…。

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