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ライチョウを絶滅から守る!

中村浩志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903002583
ISBN 10 : 4903002586
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いま、日本のライチョウが危ない!生息数わずか約1700羽!日本のライチョウは生き残れるのか?

目次 : 第1部 高山に棲む鳥ライチョウ/ 第2部 人を恐れない日本のライチョウ/ 第3部 解明された日本の高山への適応/ 第4部 ライチョウに迫るさまざまな危機/ 第5部 どれだけ生まれ、どれだけ育つのか?/ 第6部 人の手でライチョウを守る/ 第7部 火打山で開始された温暖化対策/ 第8部 動物園で飼って増やす域外保全/ 第9部 奇跡の鳥日本のライチョウの未来

【著者紹介】
中村浩志 : 理学博士・財団法人中村浩志国際鳥類研究所代表理事・信州大学名誉教授。1947年、長野県坂城町に生まれる。信州大学教育学部卒業、京都大学大学院で博士号を取得。信州大学教授となり、2006〜2009年に日本鳥学会会長、2013年から坂城町教育委員長。2002年「山階芳麿賞」受賞。専門は鳥類生態学

小林篤 : 理学博士・財団法人中村浩志国際鳥類研究所理事兼研究員・東邦大学訪問研究員。1987年、東京都中央区に生まれる。東邦大学理学部卒業、信州大学大学院教育学研究科(修士課程)修了、東邦大学理学研究科にてライチョウの研究で博士号取得。専門は鳥類生態学および個体群生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • マリリン

    文化が栄えると緑を滅ぼし、緑が滅びて文明が滅びる事を、世界の歴史は繰り返してきた。人間中心の欧米の牧畜文化は、自然を次々に破壊してきた...という言葉に胸が痛む。生息地世界最南端の日本のライチョウは人を恐れない。生態観察はかなり詳しく書かれていて高山での作業の大変さが伝わってくる。雌の方が生まれた場所から遠くに行くのは人間と同様かと思うと微笑ましい。植生変化や天敵等自然環境対策はこの先どのように行われてゆくのか興味は尽きない。40歳年下の小林篤さんとの共著は情熱の結晶。自然をあるがままに撮った写真がよい

  • 🍭

    N480(郷土資料、動物学)いや、さすがに488.1(鳥類学、一般鳥学:形態、生理、生態、繁殖)のほうがいいと思うけどなぁ。しなのき書房2018年9月8日発行。ライチョウ研究史として読んで面白かった。生態解明も興味深く読めたし、ついばみ回数の記録、個体識別などの労苦はとんでもないものだと思うが、ライチョウ自体が非常にかわいらしいから苦しくても頑張れそう(小学生並みの感想)。域外保護の章もライチョウの飼育の章も面白かったなぁ。研究の結果、腸内細菌叢が大事というのがわかったというのがいかにも最近っぽい。

  • セキセイ2

    著者の今までの本と内容がかぶっていますが、腸内細菌の話など新たに発見された事も多く載っており勉強になりました。文体がマイルドになっています。らいちょうに出会う事の多い登山者の方々はもちろん登山用品などを扱っているお店の方にも是非読んで頂きたいと思いました。

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