Product Details
ISBN 10 : 4817130482
Content Description
設計や生産にたずさわる技術者には、専門の固有技術に加え、信頼性や品質管理などの管理技術が必要となる。しかし、これらの技術に関心はあるものの、学習する機会や時間に恵まれないという人も多い。本書は、信頼性手法を学ぶ最初の1冊として、信頼性の基礎知識、信頼性手法で活用度が高い「FMEA(故障モードと影響解析)」、「FTA(故障の木解析)」、「信頼度予測法」、「デザインレビュー」、「信頼性試験と信頼性データ解析」、「累積ハザード法」、および「故障解析」の手法(信頼性の七つ道具)を、具体的事例をあげながら実務に活用できるように、やさしく解説している。また、著者たちが長年企業で製品の故障や不良問題に悪戦苦闘しながら、信頼性向上に成果をあげたノウハウも明示した。
目次 : 第1部 信頼性の概要(信頼性活動の役割―信頼性のあり方と特性を考える/ 組織活動としての信頼性活動―信頼性活動を開発システムに定着させる/ 信頼性活動の具体化事例―信頼性手法を定着させるヒントとして)/ 第2部 信頼性の手法(FMEA―重大な不具合を発見し未然に防ぐ/ FTA―指定した不具合の要因を見つけ未然に防ぐ/ 信頼度予測―故障率を予測し設計を見直す/ デザインレビュー―設計を見直し完成度を高める ほか)/ 付録(信頼性の定義―信頼性を定義し数値で表わす/ χ2分布表/ ワイブル型累積ハザード紙/ エクセルのテンプレート操作手順(Excelによる信頼性データ解析ツール))
【著者紹介】
中村泰三 : 1960年大阪府立大学工学部電気科卒業。同年シャープ株式会社に入社。1972年商品信頼性管理センター課長。1976年産業機器事業本部信頼性管理センター所長。1980年電子機器本部信頼性管理センター所長。1986年複写機事業部事業部長。1990年商品信頼性本部本部長。1996年退職。経営工学部門技術士。(財)日本科学技術連盟嘱託
榊原哲 : 1970年名古屋工業大学工学部計測工学科卒業。同年シャープ株式会社に入社。1989年商品信頼性本部総合品質企画部主査。1995年液晶奈良事業本部信頼性管理センター所長。2000年退職。(財)日本科学技術連盟嘱託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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