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ウイルスは「動く遺伝子」

中村桂子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784767832838
ISBN 10 : 4767832837
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ウイルスは人間にとってどんな存在なのか?

生きものの世界を縦横無尽にダイナミックに行き来する 「動く遺伝子」の世界をはじめて明確に分析。新型コロナウイルスによるパンデミックから、ウイルスはどのように私たちの日常生活に関わっているのか? ウイルスを知り、的確なふるまいをすることで、本当の「私たち人間の生き方」がわかってくる。

■目次
序章 コロナ禍での気付き
1章 新型コロナウイルスの衝撃
2章 ウイルスを分かるために
3章 ウイルスをは「動く遺伝子」
4章 ウイルスと人間
5章 新型コロナウイルス感染症 パンデミックの体験を生かして
6章 日常を考える

■著者プロフィール
中村桂子(なかむら・けいこ)
JT 生命誌研究館名誉館長
1936 年東京都生まれ。東京大学理学部化学科卒業。同大学大学院生物化学專攻博士過程修了。
理学博士。国立予防衛生研究所研究員、三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授などを経て、
1993 年JT 生命誌研究館を創設。長年館長を務め、現在は名誉館長。
著書に『生命誌とは何か』(講談社学術文庫)、『自己創出する生命』(ちくま学芸文庫/毎日出版文化賞)、
『あなたのなかのDNA』(ハヤカワ文庫)、『科学者が人間であること』(岩波新書)、
『知の発見「なぜ」を感じる力』(朝日出版社)、『「ふつうのおんなの子」のちから 子どもの本から学んだこと』(集英社)、
『こどもの目をおとなの目に重ねて』(青土社)、『生る 宮沢賢治で生命誌を読む』(藤原書店)、
『老いを愛づる- 生命誌からのメッセージ-』(中公新書ラクレ)、
『科学はこのままでいいのかな』(ちくまQブックス)など多数。
子ども向けの絵本に『いのちのひろがり』(絵・松岡達英 福音館書店)など。

【著者紹介】
中村桂子著 : JT生命誌研究館名誉館長。1936年東京都生まれ。東京大学理学部化学科卒業。同大学大学院生物化学専攻博士過程修了。理学博士。国立予防衛生研究所研究員、三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授などを経て、1993年JT生命誌研究館を創設。長年館長を務め、現在は名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 乱読家 護る会支持!

    遺伝子関係の科学読物は読みづらい本が多いのですが、本書の文章はとても読みやすく、頭にスッと入ってくる感じです。 子ども向けの科学書を多数描かれているだけの事はあります。 ウイルスのワクチンについては、陰謀論と絡めて考える方が多く見られますが(陰謀論を否定するわけではありません)、中には科学的にありえない考えを信じておられる方もいて、なんだかなぁと思うことが多いです。 それは、遺伝子と免疫についての科学者の説明がわかりづらいことも一因のようにも思います。 本書はわかりやすい文章で書かれていて、オススメ。

  • もけうに

    理系お婆さんが徒然なるままに…という感じで、中々読み切るのが苦痛だった。所々興味深い点はあるが、ウイルス・感染症について知りたいならもっと良書があるし、あまり読む価値を感じない。

  • (202405,465.7)中村先生はエンジン01で講演を聞いてからずっとファンであります。生命誌の観点からウイルスを見ると、「共存」以前の、あってあたりまえの存在。逆に、なければ今の人間もなかった。白か黒かをつけられない世界にわれわれは生きているのに、コロナ時代の対処法は、なんとそれに逆行してきたことか。原発事故の放射能パニックの時もそうだったが、人間ファーストでグイグイ来た結果がこれだよ、人間は自然の一部、謙虚になろうよ、というメッセージは一貫している。

  • K T

    これほどわかりやすく解説してくれる本はない

  • y

    何だか不思議な本だなと感じました。 タイトルから想像していた内容と異なり、人間のあり方わ綴ったエッセイのような感じで、生命誌ってこんな観点でものごとを考えるのね、と気づきがありました。 ネガティヴ・ケイパビリティが出てきたのは驚きでした。

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