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こどもの目をおとなの目に重ねて

中村桂子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791773046
ISBN 10 : 4791773047
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「人間は生きものである」ことをすっかり忘れているのでは?競争第一で発展に突き進み、息づまる社会をやわらかな感性で問い返す。

目次 : こどもの視線でのぞいてみれば(生活の中での子どもをよく見て、子どもの言葉を聞く―加古里子さんと生命誌の出会い/ 万年おじいさんとの愉快な時間 ほか)/ 永遠の自由研究者たち(地方に暮らすお茶目でふつうの主婦/ 熊楠に学ぶ重ね描き ほか)/ 生きものたちとひざをあわせて(生きものの挑戦は空へ向けて/ 「人新世」を見届ける人はいるのか ほか)/ 発展を問い直す(科学研究のありよう/ ムヒカ流生き方 ほか)/ 平和への祈り(わからない…軍事への傾倒/ 外からの眼で日本を見直す ほか)

【著者紹介】
中村桂子著 : 1936年生まれ。東京大学理学部化学科卒業、同大学院生物化学修了。理学博士。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。多様な生物に受け継がれている生命の歴史を読み取る「生命誌」を提唱、1993年にJT生命誌研究館を設立し、副館長に就任、2002年から館長を務め、現在、名誉館長。著書多数。2007年に大阪文化賞、2013年にアカデミア賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    日々の暮らしを、奢ることなく、世間の雑音に囚われず、自分の五感と頭を信じて、謙虚に、生きていくことの大切さ。特に、この10年ほどの間に、これでもかというくらいに、次々に繰り出されるスローガンもどき。それを疑い、それが立つ前提を見つめてみる。殆どが、特定の立場に立っていることがわかる。人間は、自然の一部であるという慎ましさが、欠片すらないことがわかる。

  • joyjoy

    著者のこれまでのエッセイから。「ふつうのおんなの子のちから」にもあった「あしながおじさん」ジュディの言葉がここにもあり嬉しくなる。加古里子さんや鶴見和子さん、南方熊楠、宮沢賢治などをとおして、「よりよく生きる」ことについて語られている。「自分の暮らしを世界につながるものと考え、行動していかなければならない」。日常の大切さを思う。

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