Books

日本語のニュアンス練習帳 岩波ジュニア新書

中村明 (国語学者)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005007783
ISBN 10 : 4005007783
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ニュアンスとは、表現の微妙な違いのこと。ピザvsピッツァ、好意vs厚意、駐車禁止vs自動車捨て場、お休みいたしますvsお休みさせていただきます―それぞれどう違う?発音・文字・ことばから文法・敬語・文学表現、そして、ことばを選ぶ発想まで。様々なレベルにおけるニュアンスの違いを、100のQ&Aから楽しく学び、日本語の達人になろう。

目次 : 1 発想のニュアンス―自動車捨て場/ 2 発音のニュアンス―「ピザ」と「ピッツァ」/ 3 文字のニュアンス―「勲章」と「クンショー」/ 4 意味のニュアンス―「女子」と「女性」/ 5 語感のニュアンス―「永久」と「永遠」/ 6 文法のニュアンス―漱石は小説家であった/ 7 敬語のニュアンス―「いただけますか」と「いただけませんか」/ 8 伝達のニュアンス―「花を贈った人」って、どっち?/ 9 表現のニュアンス―犬の聴講生/ 10 季節のニュアンス―「風花」「麦秋」「逃げ水」「赤とんぼ」はどの季節?

【著者紹介】
中村明編 : 1935年山形県鶴岡市生まれ。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校の早稲田大学教授となり、現在は名誉教授。『集英社国語辞典』『三省堂類語新辞典』編者。高校国語教科書(明治書院)統括委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • くるぶしふくらはぎ

    英語圏の人との商談で、日本人が「はい」「はい」と相槌を打っているにも関わらず、最後に「承服できません」と断るから、日本人は嘘つきだ、って思われちゃうエピソードは、なるほどと面白く拝読。「yes」と「no」と、「はい」と「いいえ」は同義語ではないんだね。できれば諍いを避け、根回し文化横行の日本風土。言葉にも当然現れる。「手を挙げて、横断歩道を、渡りましょう」の語順の大事さも、納得。2014年刊行の本書。言葉は移りゆく。令和の今の練習帳が欲しいな。

  • みどるん

    日本語感覚に鋭くなれるが雑多な印象。〜させていただく、という言葉を乱発している人は意味を確認した方が良い。この本を読むと著者と同じ悩みを持つことになる。それは、正しい言葉を使うべきか、相手に合わせて俗語を使うべきかという高度な悩みだ。

  • めん

    日本語表現の多様なレベルで起こるニュアンスの違い。これを10のレベル、発想・発音・文字・意味・語感・文法・敬語・伝達・表現・季節に分類し、現象を分析した本。‘発想’では、「強風が歩行を困難にする」より「風が強くて歩きにくい」と、人間側にひきつけて表現する伝統的な発想のほうがしっくりくる とある。‘意味’では、「考える」と「思う」について。「考える」は理知的な思考をめぐらす過程が含まれ、「思う」は心に瞬間的に浮かぶ情緒的な判断を問題にしている。とある。わかってるつもりのことを整理することは大切。図書館

  • ルル

    日本語を豊かに使いこなせると美しさが感じられます^^

  • ふう

    朝日のbeのコラムと被っている。感覚でわかっていることも言葉で理解できるとすっきりする。なるほど、と、言葉の表現の世界が広がり、思いを過不足なく伝えるうえで支えになる。中高生だけではもったいない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items