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ISBN 10 : 4006002548
Content Description
川柳、落語、漫才、小説を題材にして、言語表現が生み出す笑いのメカニズムを、レトリック論の立場から明快に分析し、ユーモラスに解説する。「何を笑うかでセンスがわかる。問われているのはまるごとの人間なのだ」(「あとがき」)と考える著者が、コミカルな笑いからしみじみとしたユーモアまで多彩な文例を選び、笑いを誘う勘どころと「笑いのセンス」を縦横無尽に語る。
目次 : 第1章 笑いをめぐる理論(人間と笑い/ 笑いの効用/ 笑い声の種類/ 表情の笑い/ 笑いの奥にある感情/ 笑いの哲学小史/ 日本の笑いと滑稽論/ 笑いの相関図)/ 第2章 笑いのレトリック(笑いをつくりだす言語表現の働き/ 奇先法など/ 漸層法など/ 反復の技法/ 付加の技法/ 間接化の技法/ 比喩表現/ 擬人法など/ パロディー・洒落など/ 矛盾と逆説の技法/ 誇張法など)/ 第3章 笑いの文学史(狂歌・川柳/ 江戸小咄/ 落語/ 漫才/ 夏目漱石『坊ちゃん』/ 夏目漱石『我輩は猫である』/ 内田百〓(けん)/ 寺田寅彦・中谷宇吉郎/ 井上ひさし/ 文学の笑い傑作選)/ 第4章 ユーモアの文体論(高田保・木山捷平/ 尾崎一雄・永井龍男・庄野潤三/ 井伏鱒二/ 小沼丹/ チャールズ・ラムと福原麟太郎)
【著者紹介】
中村明編 : 1935年山形県鶴岡市生れ。早稲田大学大学院修了。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、早稲田大学教授、現在は名誉教授。文体論・表現論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2014/10/01
Shin
読了日:2012/01/28
りりん
読了日:2014/03/03
hachi921
読了日:2020/01/24
ぺ
読了日:2013/09/18
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