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ISBN 10 : 4771033552
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いまこそ行為論を問い直す。行為論の社会学的起源をたどるとともに、危機の時代における「行為論のフロンティア」を切り拓く。
目次 : 序論 危機と社会的行為論―社会理論における社会的行為論の位置とその今日的意義/ 第1部 社会的行為論の展開(ヴェーバー「理解社会学」の基礎構造/ 社会現象学序説―生活世界の構造と言語の問題)/ 第2部 行為論の理論系譜(危機と“忘れられた行為者”―シュッツ・パーソンズ問題を問い直す/ 社会的行為論の構造―理論と社会の相対化/ ゴッフマン理論とガーフィンケルのエスノメソドロジー―相対的理解をめざして)/ 第3部 社会の危機と死の行為論―行為論のフロンティアをめざして1(“死”の行為論―人称的世界において“死”はどのように現象するのか/ 社会的世界の時間的構成―喪のある景色)/ 第4部 国家としての行為論―行為論のフロンティアをめざして2(行為論から見た国家―ヴェーバー『社会学の根本概念』から国家を考える/ 相互行為論と社会学的国家論の交点とその先―琉球/沖縄からの社会学理論的展開へ)
【著者紹介】
中村文哉 : 1963年生まれ。立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学・立命館大学)。現在、山口県立大学社会福祉学部教授
鈴木健之 : 1961年生まれ。法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学・法政大学)。現在、立正大学文学部社会学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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