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プロダイバーのウニ駆除クエスト 環境保全に取り組んでわかった海の面白い話

中村拓朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046064202
ISBN 10 : 404606420X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

海の砂漠化を防げ!新感覚の冒険譚エッセイ。

目次 : 第1章 なぜウニを駆除するの?/ 第2章 食い止めろ!海の砂漠化“磯焼け”/ 第3章 ドタバタすぎるウニ駆除活動/ 第4章 目指せ一攫千金!?ウニ1000匹を育ててみた/ 第5章 時給たったの500円!?ウニ漁師になってみた/ 第6章 ついに見えてきた!ウニが与える真の影響/ 第7章 藻場を取り戻せ!アカモク再生プロジェクト/ 第8章 人間VS魚の仁義なき戦い/ 第9章 いざ東北の地へ!磯焼け対策の武者修行/ 第10章 最終決戦!未来にばらまけ海藻の種!

【著者紹介】
中村拓朗 : プロダイバー。鹿児島大学水産学部を卒業後、長崎ペンギン水族館で飼育員として3年半の勤務を経て、独立。現在は水中ガイドのほか、海の生き物の生態を自らが撮影した水中映像で紹介するYouTube「スイチャンネルケを運営。漁協や自治体と連携し、環境保全活動の様子も発信。なかでも、“磯焼け”と呼ばれる海の砂漠化を防ぐために長年行っているウニ駆除動画が人気を博し、チャンネル登録者は27万人(2023年8月現在)を突破。“ウニの人”の愛称でも知られる。水中自然観察家として、地元メディアにも出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    分類663。長崎の海で海の環境保全活動をしている著者による5年間の磯焼け対策活動▽[1.なぜウニを駆除するの][2.食い止めろ!海の砂漠化”磯焼け”][3.ドタバタすぎるウニ駆除活動][4.目指せ一攫千金!?ウニ1000匹を育ててみた][5.時給たったの5000円!?ウニ漁師なってみた][6.ついに見えてきた!ウニが与える真の影響][7.藻場を取り戻せ!アカモク再生プロジェクト][8.人間VS魚の仁義なき戦い][9.いざ東北の地へ!磯焼け対策の武者修行][10.最終決戦!未来にばらまけ海藻の種!]面白い

  • キク

    「海のなんでも屋」を自認するプロダイバーが、地元である長崎の磯焼け問題に取り組み、悪戦苦闘する10年間の記録。最初は増殖したウニが原因だと考え、ウニの駆除に取り組む。でも試行錯誤を繰り返すなかで、ウニの養殖やウニ漁、海藻再生に軸足を移していく。なのでタイトルは、多分編集者の介入による詐欺に近いけど、まぁ僕もタイトルに惹かれて手に取ったしな、、、。YouTubeにあげたウニ駆除動画が「ウニを割る音が気持ちいい」と安眠動画としてバズり、活動を続けられる収入源になっているというのが、なんとも今ドキだ。

  • はっせー

    環境問題に興味がある人や海の生き物に興味がある人におすすめしたい本になっている!著者の中村さんは長崎でプロダイバーとして活躍されている方である。そんな中村さんが最近思うことは海の磯焼けである。なぜこうなってしまったのか。それを考えているうちにウニが原因ではないかと仮説を立てる。その仮説が正しいか検証しながら話が進む。ウニを駆除している姿がまるでモンスターハンター。クエストをクリアするために頑張る。しかし磯焼けの原因がウニだけではなく。ここから先は読んでからのお楽しみ!

  • ようはん

    海藻が生えなくなる海の砂漠化ともいうべき「磯焼け」はここ近年の日本沿岸で急増している危機的な状況。タイトル通りにダイバーの著者がその要因として海藻を食べ急増したムラサキウニやガンガセを駆除していく話から始まるが、そこからのウニの養殖やウニ漁師への挑戦に海藻の植樹活動に発展していくのは中々面白かった。著者がYouTubeで公開している活動の動画もチラと見たけど結構興味を惹かれる内容だったので視聴していきたい。

  • yyrn

    磯焼けは、海の生き物にも、漁業者にも由々しき事態で、その拡大に歯止めをかけたいと奮闘するひとりのプロダイバーの奮闘記。増加するウニを駆除するだけでなくウニを活用できないかと漁業権を取得して畜養にもいどんだり、海藻がなくなった磯に海藻の苗を植えてもみるが、これがなんと成長してウニに食べられる前に魚に食べられてしまう!そんなトライ&エラーを繰り返しながら、著者のフィールドである長崎の海の再生に取り組む5年間の顛末が綴られている。▼個人的に驚いたのは磯焼け対策で海藻のアカモクを復元させようと奮闘する姿で⇒

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