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脱藩大名の戊辰戦争 上総請西藩主・林忠崇の生涯

中村彰彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121015549
ISBN 10 : 4121015541
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2000
Japan

Content Description

徳川家再興のため藩主の座を捨てて明治新政府軍と戦い、変転の末、94年の長寿を全うした男の生涯。

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Book Meter Reviews

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  • 真香@ゆるゆるペース

    藩主という立場でありながら脱藩し、戊辰戦争で徳川家に忠義を尽くして戦った最後の大名、林忠崇さん。何と昭和16年までご存命でいらっしゃった。今も健在の私の祖母が既に誕生していた年なので、幕末ってそう遠くない出来事だと感じずにはいられない。戦争降伏後はゼロからのスタートで、冷遇されつつも明治から昭和にかけての細々ながらもたくましい生き様が印象的だった。余談だけど、自分の祖父が眠るお墓のすぐ近くに請西藩陣屋跡がある。お墓参りに行くたび、林忠崇さんがこの場所にいたんだな…と思うと、何とも不思議な感じがする。

  • Porco

    戊辰戦争期の佐幕派の論理というのは、ちょっと面白いように思いました。肝心の徳川家は恭順で、家の存続も決まって、それでもなお戦うというところが。

  • 林 一歩

    これは読んどいて損なし。

  • 幕末の請西藩主林忠崇の伝記。どうもこの忠崇という方、実は定見が乏しく、他人の主張にひきずられて決断することを繰り返していて、維新後はどんな職に就いても長続きをせず、明治に成功を収めた榎本武揚や人見勝太郎からも信用されていなかったようで、まことに困った殿さまにしか見えないのですね。いったい、どうしたらこの方は落魄人生を免れることができたのでしょうか。「脱藩大名」林忠崇のイメージががらりと変わる、というより、どちらかといえばがらがらと崩れていくような読後感の一冊。史実は創作よりも辛辣なのであります。星4つ。

  • ジュンジュン

    林忠崇が二十歳にして大名家を継いだのは、大政奉還のわずか四ヶ月前。維新の最終局面に佐幕派として参加し、戊辰戦争の東北戦争で降伏。"長いその後"は昭和16年まで続き94歳で没。遠い昔の夢物語のように感じながら読み進めていたのが、66歳時(1913年)の剣道着姿の写真(196p)を見てからは一気に親近感が沸いてきた。

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