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東に名臣あり 家老列伝

中村彰彦

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163265803
ISBN 10 : 4163265805
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan

Content Description

藩の財政を立て直した田中三郎兵衛玄宰、日本初の機関砲隊を指揮した「ガットリング家老」河井継之助秋義…。時に藩主の横暴に歯噛みしながら、機知と胆力で運命を切り拓いた江戸の家老たちを描く傑作評伝。

【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆活動に入る。87年に『明治新選組』で第十回エンタテインメント小説大賞、93年に『五左衛門坂の敵討』で第一回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第百十一回直木賞、二〇〇五年に『落花は枝に還らずとも』で第二十四回新田次郎文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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買ったまま10年近く読まずにいた本を見つけ...

投稿日:2016/07/17 (日)

買ったまま10年近く読まずにいた本を見つけようやく読んだのですが、感動しました。特に後藤又兵衛については、その豪快な生きざまだけでなく、生々しい肉声が聞こえるかのような著者の文章力にも魅了されました。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • onasu

    「跡を濁さず」の前編。読む順が逆になりましたが、問題なく楽しめました。当作の方が有名なご家老さんが多いでしょうか。いろいろ歴史ものを読んでおられる方には、少し物足りなさが残るかもしれません。  甲州武田家滅亡への辿り、大阪冬の陣、夏の陣での豊臣方の愚策、会津松平家の中興、幕末長州藩内の目まぐるしい藩論変更と第一次長州征伐の幕引き、といったところは、小説では初読で興味深かったです。

  • Ryuji

    ★★★★☆戦国〜幕末にかけての「家老」を主人公にした6作の短編集。どの作品も良かったが、小山田信茂を描いた「不義の至りに候」、田中玄宰を描いた「東に名臣あり」が特に印象に残った。武田家滅亡を決定的にさせたというイメージだけが強い小山田信茂(事実そうではあるが・・)がこのように描かれるのは嬉しい。会津藩家老の田中玄宰については初めて知った人物。個人的に会津初代藩主・保科正之がとても好きなので、とても興味深く読めた。保科正之亡き後も、このような人物がいたから幕末の会津藩に繋がっていったのだろう。

  • mimm

    凄腕家老列伝かと思ったら、そうじゃなかった。どんなに優れた家老でも、上が駄目ならどうしようもない。それどころか命も無駄にしちゃうことも。頑張ってるのに報われない臣下の話の中で、表題作にもなっている「東に名臣あり」は優れた殿の下で力を発揮し、結果も残しちゃう救われる感のある話でした。全てに共通するのは国(領地・藩主)のために頑張る姿。しかも命がけ。それに比べて今の政治屋さんって・・・。

  • Takuya Nishida

    正直読み物として面白いということはない。歴史好きの方が資料として読むのにはとても良い本だと思います。私は時代物に慣れていないので地名、人名に装束と慣れない言葉と漢字のオンパレードでちょっと疲れました。五百年も前に〇月〇日だれだれがだれだれに当てた書状を辿れるなんて他の国ではできるだろうか?この国の歴史がつながっているということに感銘を受けました。

  • 図書委員4年生

    「さらば、そうせい公」河井継之助目的で。時系列で時代がわかりやすかった。しかし本当中村先生は好きなのだが、小説としては読めない。資料。歴史そのものがドラマだと思えるが、やっぱりフィクション要素もないと面白くない。

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