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ISBN 10 : 4167923157
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色好みだけど、ケチではなかった。「史上最強の経営者」「日本資本主義の父」など、多くの異名を持つ渋沢栄一の生涯。幕末にテロを決行しようとした青年が、パリ万博で幕府の瓦解を知り、激動の明治には日本一愛される経営者になるまで。「一万円札の顔」の数奇な運命を歴史小説の第一人者が描いたエネルギーあふれる人生録決定版!
目次 : 迷信を信じなかった少年/ 武士への憧れ/ 疫病大流行に揺れる日本/ 調和型から破滅型へ/ 生涯最大の危機/ 農民から武士へ/ 一橋家の人事採用と栄一の初任給/ 上司・一橋慶喜の苦悩/ 農兵募集と人事掌握術/ 幕末のニュービジネス開拓/ 一橋家の家臣から将軍家の幕臣へ/ いざ、フランスへ/ 上海での「ヨーロッパ体験」/ スエズ運河に「公益」を悟る/ フランスという名の「大学」/ ノブレス・オブリージュ/ パリで幕府の瓦解を知る/ 日本へ帰国の旅/ フランス帰りの「理財家」として/ 前将軍徳川慶喜の配慮〔ほか〕
【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒。文藝春秋に編集者として勤務し、91年に作家として独立。93年に『五左衛門坂の敵討』で中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で新田次郎文学賞、15年に歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。会津をこよなく愛し、幕末維新期の群像を描いた作品が多い。歴史小説の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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