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ISBN 10 : 4122050286
Content Description
兄・家光の遺命を受け、四代将軍家綱の輔弼役を忠実に果たし、徳川幕政を文治主義体制に導いていった保科正之。その仁心無私の精神は、会津士魂として後世まで多大な影響をおよぼした。その遺されたことばの数々に、理想の政治家像をみる。
目次 : 第1章 将軍の庶子に生まれて(幸松(正之)誕生/ 「健気なる生れ付」 ほか)/ 第2章 名君への一歩(「今の高遠でたてられやうか早く最上の肥後様へ」/ 減税・防水・飢饉対策 ほか)/ 第3章 王道政治への軌跡(誠実無比、仁の体現者/ 「託孤の遺命」の遵守 ほか)/ 第4章 会津士魂の原点(仁心で培った反・厳罰主義/ 寛容と気配り ほか)/ 第5章 「会津藩家訓」に託す正之の遺志(生と死を冷静に見つめて/ 死を覚悟した“自分以後” ほか)
【著者紹介】
中村彰彦 : 1949年、栃木県栃木市生まれ。東北大学文学部在学中に、「風船ガムの海」で第34回文學界新人賞に佳作入選。同大学卒業後、文藝春秋に勤務する。『週刊文春』『諸君!』『オール讀物』『別冊文藝春秋』の各編集部および文芸出版部次長を歴任。その間の87年、『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞受賞。91年より執筆活動に専念する。93年、『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞を、94年には『二つの山河』で第111回直木賞を、2005年には『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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茶幸才斎
読了日:2014/01/28
あんPAPA
読了日:2015/05/15
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