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地方からの産業革命 日本における企業勃興の原動力

中村尚史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815806453
ISBN 10 : 4815806454
Format
Books
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

日本史上でも稀有な「地方の時代」はなぜ実現したのか。地方からの企業勃興のメカニズムを示し、その後の都市の時代への転換の契機をもつかみ出す。近代日本の工業化過程を描き、今日の地方再生の手掛かりを探る。

【著者紹介】
中村尚史 : 1966年熊本県に生まれる。1994年九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得。東京大学社会科学研究所助手、埼玉大学経済学部助教授、東京大学社会科学研究所助教授などを経て、東京大学社会科学研究所教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 千日紅

    ストーリーが明快なので研究書の中では読みやすい。本書は産業革命の起源と展開過程を、地方の視点から見直した。第一次企業勃興期(1886〜89年)から日露戦争(1904〜05年)前後までを日本における産業革命期と規定する。初期では、匿名性の強い株式市場が発達しておらず、顔がみえるネットワークを築くことができる地域経済が会社企業設立時に比較優位を有していた。末期になると、大都市圏での安定的な電力供給システムの確立と電力市場の形成、資本市場の発達により、会社企業の大都市圏への集中が顕著になった。

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