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青銅器が変えた弥生社会 602 東北アジアの交易ネットワーク 歴史文化ライブラリー

中村大介

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642306027
ISBN 10 : 4642306021
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

弥生時代中期、大陸文化とともに導入された青銅器は、その後の列島社会をどう変えたのか。青銅器をめぐる交易網の形成や弥生人の行動を考古学の視点から読み解き、東北アジア社会の変動の中に弥生文化を位置づける。

目次 : 競合と交易の時代へ―プロローグ/ 変わりゆく弥生社会(首長墓の出現/ 粘土帯土器をもつ移住者と青銅器生産/ 王墓形成までの争乱)/ 金属器の伝達者―東北アジアの粘土帯土器文化(中国東北地方の動乱と粘土帯土器文化/ 朝鮮半島の粘土帯土器文化/ 鉄器の導入と燕国)/ 環黄海交易ネットワークの形成(燕・秦・漢の経済活動/ 鉛同位体比分析からみた青銅原料流通/ 西日本の交易ネットワーク)/ 政体の交代と楽浪郡(漢の拡大と東アジアの変動/ 衛氏朝鮮の盛行と楽浪郡設置/ 繁栄する楽浪・韓・倭/ 朝鮮半島南部の原三国時代と首長墓/ 北部九州における王墓の時代)/ 東アジア世界への参入(東アジア社会変質の立役者/ 交易のかたち)/ 連動し続ける東北アジア社会―エピローグ

【著者紹介】
中村大介 : 1977年、大阪府に生まれる。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 遊動する旧石器人

    2024年8月1日第1刷発行。青銅器が齎した弥生社会の変容について、東北・東アジアの交易ネットワークを主軸に述べた1冊。弥生時代の倭が東アジア社会に組み入る楽浪郡設置より前の東北・東アジアのことが多分に述べれられおり、とても勉強になった。本書のようにマクロ的・worldwideに展開される日本列島の考古学は、旧世紀では限られていたが、現世紀ではよりstandardになってきてるのが共鳴される。本書の参考文献を見ても、日本語を含む4言語の文献が挙がっていることは、複数言語学習が必須になってることを物語る。

  • Go Extreme

    変わりゆく弥生社会: 首長墓出現 粘土帯土器をもつ移住者と青銅器生産 王墓形成までの争乱 金属器の伝達者ー東北アジアの粘土帯土器文化: 中国東北地方の動乱と粘土帯土器文化 朝鮮半島の粘土帯土器文化 鉄器の導入と燕国 環黄海交易ネットワーク形成: 燕・秦・漢 青銅原料流通 西日本の交易ネットワーク 政体の交代と楽浪郡: 漢の拡大と東アジアの変動 衛氏朝鮮の盛行と楽浪郡設置 楽浪・韓・倭 原三国時代と首長墓 北部九州・王墓の時代 東アジア世界への参入: 社会変質の立役者 交易の形 連動し続ける東北アジア社会

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