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大阪城全史 歴史と構造の謎を解く ちくま新書

中村博司

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480071804
ISBN 10 : 4480071806
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大坂本願寺に始まり、豊臣秀吉、徳川家康・秀忠ら歴代の権力者が本拠地として整備した枢要の地、大坂城の全てを石垣や当時の詳細な資料を手掛かりに読み解く。カラー口絵。

【著者紹介】
中村博司 : 1948年、滋賀県大津市生まれ。滋賀大学教育学部卒業。大阪城天守閣学芸員、大阪市教育委員会主任学芸員、(財)大阪市文化財協会企画調査課長、大阪城天守閣副館長を経て、2000年より大阪城天守閣館長。2007年3月退職。2017年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。現在、大阪樟蔭女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 金監禾重

    徳川秀忠は、秀吉の大坂城を覆い隠す形でさらに巨大な大坂城を計画した。分担させられた諸大名は「晴れがましい」工区を求めた。見栄えを競ったであろうことは門付近の巨石からもわかる。鳥取池田家の巨石の運び方を伝える文献(石の大半を海に沈め船で曳いた)があるが、池田家の担当区に巨石は無いというのが不思議だ。細川忠興などは領地の豊前沓尾からはるばる石を運んだ(しっかり史料が残っているのが素晴らしい)。最も遠距離の採石地として、肥前唐津にこの時代と思われる残石があるが、玄界灘を無事越えられたのだろうか。

  • アメヲトコ

    「全史」と銘打つだけあって、前身の本願寺時代から戦後までの大坂城のあゆみを、最新の研究成果も取り入れながら通観した一冊。一般には影の薄い番城時代や松平忠明時代をそれぞれ独立した章として取り上げているところも嬉しい。若干土地勘を要する叙述なので、冒頭に現代の大坂城と周辺の地図でも載っていたらより親切だったようにも思います。

  • Book Lover Mr.Garakuta

    図書館本:面白かった。大坂城にまつわる逸話が、時代ごとに開設されている。

  • katashin86

    古代から栄える、日本の真ん中の大都市にそびえるお城の歴史を、石山本願寺のころから説き起こした一冊。 最初に行ったときは、鉄筋コンクリート造りで、史実といろいろズレていて、なんならエレベーターまである、偽物としか思えなかった昭和復興大阪城天守閣だが、今となっては豊臣・徳川の天守より長い間存在し、「大大阪時代」を象徴する登録有形文化財として認められている。何度訪れても発見のある大坂城・ひいては大阪の街に興味のある人におすすめ。

  • dongame6

    大阪城通史。古代からの大阪城の地理的特徴から、本願寺時代、織田、豊臣時代、大阪の陣後の徳川の処置、長い江戸時代、そして明治〜昭和と、大阪城の移ろいを書いていく一冊。時代の範囲を長く取っているが、有名人物の登場と特徴的エピソードの抜粋で、とても読みやすくなっている。大阪城を訪れる前に読んでおくと地形にしろ堀石垣にしろ、戦後の建物にしろ、見て回るのが一層楽しくなると思う

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