Product Details
ISBN 10 : 4140912359
Content Description
古代東アジアに起こった一大戦役・白村江の戦。通説では、唐・新羅連合軍に敗れた日本は以後、唐の律令に学び、国家体制を整備していったと言われる。だが、この通説は果たして本当か?敗戦国の日本が、唐の支配を全く受けずに友好関係を保つことが可能だったのか?本書は、中国・朝鮮側の史料、最新の考古学の知見、古今東西の「戦争」における常識など、多角的な視点から『日本書紀』を再解釈。白村江後に出現した唐の日本「支配」の実態、さらに、それがのちの律令国家建設に与えた影響を鮮やかに描く。
目次 : 第1章 白村江への道(風雲急を告げる東アジア/ 女帝の世紀 ほか)/ 第2章 白村江の敗戦処理(百済からの引上げ/ 冠位二十六階制 ほか)/ 第3章 朝鮮式山城の築造(大野城/ 朝鮮式山城の建設目的 ほか)/ 第4章 近江遷都(天智の帰還/ 近江遷都 ほか)/ 第5章 律令国家への道(新羅の反唐政策/ 近江令の制定 ほか)
【著者紹介】
中村修也著 : 1959年、和歌山県生まれ。1989年、筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程単位取得修了。博士(文学)。現在、文教大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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松本直哉
読了日:2021/09/03
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