Product Details
ISBN 10 : 4000259644
Content Description
「北朝鮮のスパイ養成機関!」「密入国の子孫!」「不法占拠!」―二〇〇九年一二月四日、昼休み中の京都朝鮮第一初級学校は、校門前に押しかけた「在特会」メンバーらの怒号で騒然となった。何人もの子どもが泣きじゃくるなか、一時間もの街宣が強行され、その後も二度のデモが繰り返された。保護者や教師たちはリスク覚悟で法的措置に踏み切る。先人から受け継いだ学校と、何よりも「子どもの尊厳」を守るために―過激化するヘイトデモ/ヘイトスピーチの一つの原点ともいえるこの衝撃的事件は、日本社会に何を問いかけるのか。保護者や教師、生徒、さらには弁護士や支援者らの証言を通し、四年間に亘る闘いの軌跡を再構築。彼、彼女らの「覚悟と決断」が拓いた地平を描く渾身のルポ。
目次 : 1 当日/ 2 第一初級学校の歴史、変わる状況/ 3 襲撃直後の混乱/ 4 法的応戦へ/ 5 止まらぬ街宣/ 6 疲弊する教師たち/ 7 捜査機関という障壁/ 8 法廷―回復の場、二次被害の場/ 9 故郷
【著者紹介】
中村一成 : ジャーナリスト。1969年生まれ。毎日新聞記者を経てフリー。在日朝鮮人や移住労働者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマ。映画評も執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kinkin
読了日:2014/11/09
おかむら
読了日:2014/10/24
midnightbluesky
読了日:2014/08/08
tellme0112
読了日:2014/04/13
makoppe
読了日:2015/01/19
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