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本の美術誌 聖書からマルチメディアまで

中川素子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875022473
ISBN 10 : 4875022476
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1995
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kana0202

    20年ほど前の本にまつわる美術の本。時代時代に流行っていた芸術作品、あるものは未だ評価され、あるものはもう全然名前を聞かない、を知れるのがイイ。電子書籍に関する20年前の考えなどが、現在とそう変わっていないこと、しかし出版の総量が確実に減り続け、電子書籍ではなく、ウェブの記事が多くの人が目にする活字の大部分になっているなかで、本にまつわる美術が本をどう変化させていくのかが気になるところ。

  • Metonymo

    「本のイメージは無限と言っていいだろう。神を表現し、宇宙を表現し、心を表現し、知識や学問のシンボルであり、娯楽であり、オブジェであり、表紙や頁など本の構造体そのものであり、歴史の集積であり、犯した人間の罪であり、滅びのシンボルであり、消費生産物であり、ハイテクノロジーに交代をせまられつつあるメディアである。」(第13章 未来) アンゼルム・キーファーと河口龍夫の鉛の本が3.11以降を考えると、ハッとさせられる。

  • yoh_yoh_tune

    現代アートの作品について言及があるのに、その作品の写真が載っていなかったり、わかりにくい写真しかなかったのは残念だった。

  • mutou_tsusato

    書籍と美術の関わりについて読もうとしていたところ、ぴったりなタイトルを古本屋で見つける。画中に描かれる本、本の作品化など、幅広い内容が書かれている。もう少し深く掘り込んだ論を読みたかった。しかし今から15年前に書かれたということで、自分が気になっていたことに大きく先を越されていたという感覚がある。

  • 夏みかん

    本に関する美術作品がたくさん紹介されていてとても興味深かったんだけど、写真はカラーにして欲しかった。機会があれば展覧会などに出向き実物も拝見したいものだと思う。

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